大林組の設計部門がPR誌創刊、採用活動にも活用 画像 大林組の設計部門がPR誌創刊、採用活動にも活用

人材

 大林組の設計部門が、建築設計プロジェクトを紹介する情報誌を創刊した。建築作品とともに設計者にもスポットを当て、同社の建築設計を全方向からPR。編集・デザイン業務はすべて設計部員が担当しており、設計コンペのプレゼンテーションなどで欠かせない表現力の向上にも一役買っているという。
 名称は「ARCHITORIUM(アーキトリウム)」。ARCHITECTURE(建築作品)とそれを創り出すHITO(設計者)、その情報が集う場となるATRIUM(アトリウム)を組み合わせた。
 創刊は今年2月。第1号では、キヤノン本社棟(東京都大田区)・キヤノン川崎事業所高層棟(川崎市幸区)をはじめ、全国5物件のデザインやそこに込められた設計者の思いなどを詳細に伝えている。
 設計部では、意匠・構造・設備と若手から管理職世代まで幅広く女性が活躍している。女性をクローズアップした企画では、全店の女性設計者約130人の中から3人が登場し、入社後の歩みや今後への抱負を語っている。
 創刊号は3000部発行。顧客や建設関連業界や学会に配布したほか、大学などへのリクルート活動にも活用している。
 同社が設計・施工を手掛けた理研計器開発センター(埼玉県春日部市)の施主と設計者の対談は、設計部が掲げる「共創」によるものづくりが伝わる内容で、読者からは、「感激した」「泣けた」などの感想が寄せられているという。
 企画・発行は本社設計本部。同本部の広報担当者によると、「印刷・製本以外はすべて手作りで、30代の若手が編集に参加している。メンバーを入れ替えながら、年に1度は発行していきたい」としている。
 同社の建築作品を紹介するウェブサイト(http://www.obayashi.co.jp/design/)とも連動していく。

大林組/設計部門がPR誌創刊/作品と人に焦点、採用活動にも活用

《日刊建設工業新聞》

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