最適な味のブレンド茶葉を販売! 70~90度の3種類、家庭でもおいしく 画像 最適な味のブレンド茶葉を販売! 70~90度の3種類、家庭でもおいしく

インバウンド・地域活性

 茨城県坂東市で県の銘柄茶「さしま茶」を生産・販売する「お茶の根本園」は、注ぐ湯の温度が70、80、90度で、それぞれ最適な味になるようブレンドした茶葉を開発した。3種類の茶葉の中から、消費者が好みに合わせて選べるのが特徴で、3月の発売から1カ月で計6000袋が売れるほど好評だ。熱湯を冷ます方法なども分かりやすく明記し、茶葉の消費拡大につなげる。

 同園は5ヘクタールで、「やぶきた」や「べにふうき」などを栽培する。2010年ごろから、茶葉を使ったアイスクリームやペットボトル入りの緑茶、紅茶などを開発。近年は茶をスーパーで購入する人が多いことから、1年前からスーパー向けの商品開発を始めた。

 消費者の「お茶の適温が分からない」「家で飲むとおいしくない」といった声を受け、常務の根本宏紀さん(33)が、家庭で茶のおいしさを引き出す方法はないかと考え、湯温別の茶葉を開発した。

 堆肥など有機質肥料を使い土づくりにこだわって栽培した茶葉を、最適な湯温ごとにブレンドし深火で仕上げた。70度は苦味が少なく茶のうま味とこくを引き出し、80度はうま味の中にほんのりとした苦味があり、90度は熱々のほろ苦さが楽しめる。3煎目までおいしい茶を飲めるのが特徴だ。

 緑色を基調としたパッケージの表面上部には、注ぐ湯の温度を大きく表示。裏面には、沸騰させた湯をそれぞれの湯温まで下げる方法を写真で示しながら説明した。

 根本さんは「お茶は湯温によって味が大きく変わる。好みの味を見つけ、本来のうま味をもっと楽しんでほしい。若い人にも食後などにお茶を楽しむ習慣を広げたい」と抱負を語る。

 70度は800円、80度は600円、90度は400円(各80グラム、税別)で、茨城県などで展開するスーパー、カスミで販売する。

湯温別茶葉を開発 70、80、90度・・・最適ブレンド 1カ月で6000袋 茨城・坂東市販売店

《日本農業新聞》

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