東京女子医大の足立区移転、高度医療提供できる施設へ 画像 東京女子医大の足立区移転、高度医療提供できる施設へ

インバウンド・地域活性

 ◇想定規模は4・4万~5万平米
 東京・足立区と東京女子医科大学(吉岡俊正理事長)は、区内への移転を検討する東京女子医大の「東医療センター」(東京都荒川区)の想定施設規模を公表した。建物は延べ床面積約4万4000~4万9500平方メートル、病床数は450床とする方針。これをたたき台に詳細な施設規模を協議する。設計と着工の時期は18年度以降と見込んでおり、21年度の開院を目指す。
 想定施設規模は、両者が5日に交わした「東京女子医科大学東医療センターの建設及び運営等に関する覚書」に盛り込まれた。覚書を交わしたことを受け、近藤やよい区長は「区と女子医大が一体となって開院に向け全力で取り組んでいく」と述べた。吉岡理事長は「大学付属病院として高度な医療を提供する病院を区とともにつくっていきたい」と語った。
 覚書によると、移転候補地は江北4の22ほか(敷地面積約2万6500平方メートル)。足立区が検討を進めている「江北エリアデザイン」の地域内で、都営住宅の建て替えで創出した用地を活用する。区は17年度末を目標に東京都から用地を取得。18年度から大学側に用地を貸し付ける。貸付期間は50年の予定で、最初の20年間は無償、21年目からは10年単位で契約更新を行う(ただし有償の場合は、保証金全額免除、権利金・月額賃料は減額率を9割相当とする)。
 現在の東医療センター(東京都荒川区西尾久2の1の10)は延べ約2万8000平方メートルの規模で、病床数は495床。敷地の3分の2が東京電力の所有地で、上空や地下に高圧電線が通っていることから、東京女子医大は安全面や高度医療機器の使用に課題があるとし、移転を決めた。
 両者は今後さらに協議を進め、敷地面積、診療科目、敷地の貸し付け時期、建設助成費などの詳細をまとめた「基本協定書(仮称)」を結ぶ。協定は区が建設用地を取得した後、速やかに締結する。

東京・足立区/東京女子医科大学と覚書締結/東医療センター移転で、病床数は450床

《日刊建設工業新聞》

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