盛岡市の簗川ダムで堤体コンクリ打設開始、品質確保を図る 画像 盛岡市の簗川ダムで堤体コンクリ打設開始、品質確保を図る

インバウンド・地域活性

 岩手県が建設を進めている「簗川ダム」(盛岡市川目内)で1日、初打設式が行われ、堤体コンクリートの打設工事がスタートした=写真。施工は清水建設・鴻池組・平野組JVが担当。当日の作業では510立方メートルを打設した。
 簗川ダムは、盛岡地区東部での洪水・渇水被害の防止を目的に計画され、14年12月に着工した。北上川水系の簗川中流に堤高77・2メートル、堤頂長249・0メートル、堤体積22万8000立方メートル、総貯水容量1900万立方メートルの重力式コンクリートダムを建設する。21年3月の完成を目指している。
 堤体コンクリートの打設は積雪・寒冷期に当たる12月から3月末までは休止する。このため、当初計画では打設工期を24カ月としていたが、昼夜の連続打設や施工の合理化などにより4カ月短縮、19年7月31日までの実働20カ月とし、1日平均800立方メートル、月間1万7500立方メートルを打設していく計画だ。
 清水建設JVでは建設現場の生産性向上策「i-Construction」を積極的に取り入れる方針。購入骨材の貯蔵管理をはじめ、夏季と厳寒期の骨材の冷却・加温管理、堤体の内外温度差管理、打設時の締め固め管理などに対応したシステムを確立し、ひび割れ防止など堤体コンクリートの品質確保を図る。
 また、ダム監査廊をはじめプレキャスト部材を随所に取り入れ、現場での省人化を推進。さらにダム堤体の3次元モデルを構築、施工計画の立案やコンクリートの品質管理に活用するとともに、将来の効率的な維持管理にも対応している。

岩手県/簗川ダム(盛岡市)で堤体コンクリ打設開始/施工は清水建設JV

《日刊建設工業新聞》

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