宮崎県が防災拠点庁舎を建設。平常時にはイベントに活用 画像 宮崎県が防災拠点庁舎を建設。平常時にはイベントに活用

制度・ビジネスチャンス

 宮崎県は、県庁舎敷地内(宮崎市橘通東)に計画している「防災拠点庁舎」の実施設計概要を公表した。曳家工事で移築する既存の5号館なども含めた全体規模は延べ2万5251平方メートル。このうち庁舎本体はS一部RC造地下1階地上10階建て延べ2万4120平方メートルで、免震構造の採用や1階床面のかさ上げなどにより災害発生時にも防災拠点としての司令塔機能を果たせる庁舎とする。17年度後半に本体着工し、19年末ごろの完成を目指す。設計担当は山下設計・岩切設計・ごとう計画・設計JV。
 建設位置は現在の県庁外来者第1駐車場。敷地の南側に寄せて配置することで災害時には駐車スペースとなり、平常時にはイベントなどに活用できる防災広場を確保する。庁舎内には福祉保健部、危機管理防災センター、県土整備部などが入居。災害時には災害対策本部となる会議室や研修室などを設け、屋上にはヘリポートを設置する。
 地下駐車場の柱の上部に免震装置を設置する柱頭免震構造を採用。1階床面をかさ上げするほか、最大14日間連続運転が可能な非常用発電機などの設備機器を上層階に設置し、1階のエントランスなどは災害時の一時避難場所とし災害応急対策活動スペースと明確に区分する。エントランスホールには県産の木材を活用する。
 17年度一般会計当初予算には建設費として9億0282万2000円を計上するとともに19年度までの限度額122億5918万5000円の債務負担行為を設定。17年11月定例県議会に工事請負契約締結議案を諮ることを想定し、工事発注手続きを進める。発注方法は今後検討するが、本体建築工事はWTO対象案件の一般競争入札になる見込みだ。

宮崎県/防災拠点庁舎建設/移築分含め延べ2・4万平米、17年度着工めざす

《日刊建設工業新聞》

編集部おすすめの記事

特集

制度・ビジネスチャンス アクセスランキング

  1. 主要ゼネコン26社/17年3月期決算/最高益更新相次ぐ、全社が増収見込む

    主要ゼネコン26社/17年3月期決算/最高益更新相次ぐ、全社が増収見込む

  2. 高校生の朝食はパンよりご飯! 男子を中心に支持じわり

    高校生の朝食はパンよりご飯! 男子を中心に支持じわり

  3. リニア新幹線ガイドウェイ側壁製作工3件発注へ/関東、山梨、愛知

    リニア新幹線ガイドウェイ側壁製作工3件発注へ/関東、山梨、愛知

  4. 【防災という新ビジネス:3】高品質多品種でニーズをつかむ!

  5. 五輪開催に備えて首都直下地震対策を強化、豪雨災害にも拡大!

  6. 環七地下広域調節池の石神井川区間を工事。集中豪雨にも効果を発揮!

  7. 「2017年版 中小企業白書」と、創業支援策の課題(前編)

  8. 四国横断道吉野川大橋、延長1696.5メートル

  9. 日清食品が滋賀県栗東市に新工場、50%以上の省人化でコスト削減

  10. かき氷商戦が熱い!? 果実100%のシロップ好評、大手外食チェーンも参入

アクセスランキングをもっと見る

page top