服部栄養専門学校で卒業研究論文発表会開催 画像 服部栄養専門学校で卒業研究論文発表会開催

人材

 3月9日(木)は、栄養科学生による「第59回卒業研究論文発表会」が行われた。
 これは▽栄養指導▽食品▽調理・調理科学▽栄養・衛生の4部門に沿って書かれた論文の中から、優秀な作品16点(今回は15点)を選定。各自10分間の持ち時間内に個人またはグループで発表が行われる。
 今回から「服部食育クラブ賞」(1編)と「努力賞」(6編)が新たに設けられた。
 元昭和大学医学部客員教授の川口毅氏を審査委員長に、服部校長をはじめ10数人の審査委員や在校生、来賓、保護者など多数が聴講するなか生徒たちは研究の成果を発表した。
 最優秀賞にあたる校長賞には「低速ジューサーによるビタミンCの残存性とその活用」(小椋美希さん)と「日本食としてのテンペ料理の提案」(原めぐみさん、ユリア アユ マウリタさん、見世薫さん)の2編が輝き、服部校長から賞状とメダルが贈られた。
 小椋さんは「近年流行り始めた低速ジューサーは、本当に栄養素の破壊を防止できているのか、できているとしたらどの程度防止できているのか。具体的に明らかにしたいと思ってテーマに選びました。消化管への負担を軽減する低残渣食に使用が期待できます」と話し、後輩に向けて「卒業論文は栄養学について、広く深く学べるチャンス。積極的な取り組みを」とアドバイスした。
 「ユリアの故郷のインドネシアの代表的な大豆発酵食品=『テンペ』を料理に取り入れることで、バリエーション豊かで栄養科の高い食事が実現できるのでは?と考えてテーマに選びました」と声を話す原さん、見世さん。「日本の調味料や調理法との相性を検証することで、本国にはない日本独自のテンペ料理を試作することができました」(マウリタさん)という。
 最後に審査委員長の川口毅氏は「今年の論文は、テーマの取り上げ方が社会生活に密着したものや身近な問題が多かった。また15編以外にも優れた論文が多数あり、先生方の指導力の高さがうかがえる。卒論で取り組んだ研究をさらに深めて、実践の場で活かして下さい」と卒業生全員にエールを送った。
 問い合わせ=服部栄養専門学校入学相談室 Tel03・3356・7175
 http://www.hattori.ac.jp
日本教育新聞

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