【インバウンドビジネス総合展:2】ベンチャーが考える集客術 画像 【インバウンドビジネス総合展:2】ベンチャーが考える集客術

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【記事のポイント】
▼中国向けの情報拡散では、マスメディアの記事が起点となる
▼テーブルチャージなどの日本ルールは、ホームページできちんと告知
▼料金にシビアな外国人向けビジネスでは、割安感と安心感の提示が重要


■コストをかけてでもマスメディアを活用せよ

 インバウンド事業においては、未だ圧倒的なシェアを誇るような事業者が少なく、中小企業にもビジネスのチャンスが残っているといわれる。このような中で積極的な動きを見せているのがベンチャー企業だ。急激に規模を拡大するマーケットに勝機を見据え、さまざまなサービスや商材を展開している。こうした動きの中から生まれてきたのが、2015年に設立された「インバウンドベンチャーの会」だ。

 東京ビッグサイトで2月1日から開催されたイベント「インバウンドビジネス総合展」では、この会に参加する各企業の代表が講演を行っている。ここでは、そこで明かされたインバウンドを集客する秘訣やノウハウについて紹介したい。

 まずは、集客の最初の一手となる情報発信についてだが、これについてはビッグデータの取得と分析を行う株式会社ホットリンク代表取締役社長CEOの内山幸樹氏による講演が参考となる。同氏は“もの”から“こと”へとインバウンドの関心が推移している現状を踏まえ、情報発信においてはマスメディアの活用が肝心だと説いた。

「たとえば中国では、引用先を明示すれば記事をそのままコピーできます。だからインバウンドの関心の高いマスメディアに記事(PR記事)を書いてもらい、それを口コミで広めてもらうのが効果的です」

 その上で、マスメディアを起点にSNSで情報を拡散する手法とその実績を紹介。引用記事なしの口コミだけケースと比べ、記事のコピーを伴うものほどSNSでの拡散が見られ、長い期間にわたって認知されることを示した。「KY(空気を読む)からKT(空気を作る)へ、フェーズは移行しつつある」とのことで、口コミを喚起するマスメディアの活用を勧めている。

《関口賢/HANJO HANJO編集部》

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