【プラスITフェア】生産性を向上させる最新ITはここに! 画像 【プラスITフェア】生産性を向上させる最新ITはここに!

イベント

【記事のポイント】
▼顧客情報をデータベースで管理し、検索と共有を加速させる
▼需要予測をIT化して、在庫管理を効率化する
▼問い合わせ担当者をAIに置き換え、人件費を節約する


 経済産業省が中小企業や小規模事業者向けの「IT導入補助金」を公募するなど、事業者におけるITの導入を促進しようという動きが活発化している。その狙いは現場における生産性向上と人的負担の軽減で、これをサービスやソフトウェアによって解決したい事業者は多いことだろう。

 IT導入による経営革新を目指す事業者に向けて、ベンダーによる展示や講演、IT導入補助金の説明会などを通じて情報を提供するイベント「プラスITフェア」が現在実施中だ。3月3日開催の東京会場を皮切りに、4月には全国9会場で開催される。

 今回はすでに開催された東京会場における展示内容から、IT導入が中小企業に何をもたらすのかを探ってみた。

■顧客情報をITで管理、きめ細かい営業や接客につなげる

 事業者におけるIT化というと、いわゆるERP(Enterprise Resources Planning)のような情報の一元化が大きな目的の一つとなる。中でも、生産性向上においてカギになるのが顧客情報の共有だ。特に、営業部門においては、その売り上げを大きく左右することになるだろう。

 会場では株式会社ブルーオーキッドコンサルティングが、クラウド型の顧客管理システム「Zoho CRM」に関する展示を行っていた。これは、シート単位で顧客のプロフィール、および現在進行中の商談情報を管理するもの。属性によるフィルタリングやレポート抽出などの機能も備え、Microsoft Excelによる管理よりも検索性や分析力に優れている。

 さらに、このシステムのユニークなところは、IMAP対応のメールサービスと同期することだ。各商談に紐付くメールを抽出して共有できるので、いちいちCCなどをつけなくても、顧客とのやり取りを参加者全員がいつでも確認できる。Googleのグループウェア「G Suite」とも連動しており、表示中の顧客情報からカレンダーに予定を登録するなど、シームレスな使い方が可能だ。

 導入費は30万円からで、ランニングコストは年額1人2万8000円。営業部の人数分だけ最小数のアカウントを作って、情報を共有するような用途に使えそうだ。

 一方、顧客管理でユニークなものでは、株式会社シンカの「シンカCTI」が挙げられる。これは、“おもてなし電話”を名乗るサービスで、電話の着信時にパソコンに相手の情報を表示することで、よりきめ細やかな電話応対を可能にするものだ。

 営業部マネージャーの齋藤一貴氏によると、シンカCTIは電話応対の質向上だけでなく、電話の掛け手と受け手の双方において労力を軽減するものだという。

「不動産管理会社を例に挙げると、オーナーからの電話があったとき、『もしもし俺だけど』などと名前を言わなかったり、名字だけしか名乗らないことがあります。そんなときに名前を聞き返すことなく、新人でも『○○様、いつもお世話になっています』と受け答えることが可能です。マンスリーマンションを探す問い合わせであれば、お客様の好みを事前に把握できるので、ヒアリングの必要もなくなりますよね」

《丸田鉄平/HANJO HANJO編集部》

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