海建協がベトナム建設業協会と都内で意見交換、現地大手と会員の交流を促進 画像 海建協がベトナム建設業協会と都内で意見交換、現地大手と会員の交流を促進

海外進出

 海外建設協会(海建協、白石達会長)は7日、東京・八丁堀の本部で来日中のベトナム建設業協会(VACC)のグエン・クオック・ヒエップ会長(グローバルプロパティインベストメント会長)ら首脳と意見交換した。人材育成の取り組みなどを協議し、ヒエップ会長は技術者の育成などへの支援を求め、「皆さんと一緒に事業をしていきたい」と呼び掛けた。
 VACCの首脳陣が海建協を訪れ、意見交換したのは初めて。海建協からは、山口悦弘専務理事をはじめ事務局と、鹿島、大林組、清水建設、大成建設、竹中工務店、東亜建設工業が参加した。終了後には現場を見学した。冒頭、山口専務理事は「ベトナムは経済発展が目覚ましく、日本、海建協にとって極めて重要なパートナーだ」と一行を歓迎。その上で「ベトナムで大きな実績があり、高い関心を寄せる会員企業が来ており、有意義な情報交換にしたい」とあいさつした。
 VACCの会員は約600社で、同国のほとんどの建設会社が加盟している。ヒエップ会長は「市場経済に転換している。建設は株式会社がメーンになっている。売上高15億ドルを見込む社や、80階建ての大型工事を手掛ける社もある」と現状を説明。その上で「技術の移転や人材育成の機会を頂きたい。日本の建設会社の技術力はトップレベル。ベトナムは投資家に魅力的な市場で、日本の建設会社の受注機会はたくさんある」と述べた。
 続いて両協会がそれぞれの概要や会員企業の取り組みを紹介。VACCの会員企業には海外工事の受注に意欲を見せたところもあった。ヒエップ会長からの人材育成の支援に関し、海建協のある会員企業は、ベトナムの建設会社の実力を高く評価し、「工事を進める中で協力したい」との意向を表明した。別の会員企業は、ミャンマーやカンボジアなどメコン流域のマーケットを視野に共に事業を行うことに前向きな姿勢を見せた。
 日刊建設工業新聞社の取材に応じたビナコネクスのタン・テ・ハー取締役は「技術者をどう育成しているのか知恵をお借りしたい。多くの日本の建設会社がベトナムで仕事をしているが、作業員を含めればこちらの人員が多く、育成が大きな課題だ」と述べた。CCIのレ・ズン会長は「マネジメントを学びたい。人材育成、財務、現場や支店・営業所の運営など、課題を挙げればきりがない」と意見交換会に期待を寄せた。

海建協/ベトナム建設業協会と都内で意見交換/現地大手と会員の交流促進

《日刊建設工業新聞》

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