~社歌コン 応募社の横顔:24~理念経営を歌でカタチに-神奈川の美容院 画像 ~社歌コン 応募社の横顔:24~理念経営を歌でカタチに-神奈川の美容院

人材

 HANJO HANJOでは企業のコミュニケーションを盛り上げるものとして、社歌に注目してきました。その一環として実施したのが、企業の想いが詰まった社歌が主役の動画を募集する「中小企業 社歌コンテスト」です。ご応募いただいた社歌の背景には、従業員と関係者との交流など、さまざまなエピソードがありました。

*応募&投票期間は終了しました。たくさんのご応募、ありがとうございました。

■経営理念は朝礼で口に出すだけでは伝わらない

 神奈川県内で美容院を展開するジャストビューティ株式会社が、その第一号店を横須賀にオープンしてから30年が経ちました。会社を存続発展させていく中で、代表取締役の松尾純一さんが大切にしてきたことがあります。それが、理念経営を行うこと。理念があってこそ会社は存続し、発展するための戦略に繋がるというのが、松尾さんの考えです。

――美しさづくり自分づくり人づくり
  美を通じて出会いに感謝、感動、喜びの創造
  CHALLENGE THE BEAUTY

 このジャストビューティの経営理念は、自ら努力をして、仲間作りをすることで、美を通じて人の役に立てるということを表しています。しかし、理念を従業員に浸透させることは簡単なことではありませんでした。

「店舗では毎朝、従業員みんなで経営理念を声に出していますが、やっぱりそれだけでは足りないんですね。少しずつでも同じ景色を見て、同じものを食べて、時には私の姿を見ることで徐々に伝わっていくんです」

 必要なのは従業員と共有できる何か。それが歌であれば、より理念が浸透しやすいのではないかと、いつしか松尾さんは考えるようになります。それが形になるきっかけとなったのが、2017年2月13日に開催の30周年記念式典でした。

■会社の理念を、自分たちの歩みを振り返る社歌

 会社の30周年記念式典で社歌を披露することに思い至った松尾さん。その制作にあたり力になったのは、美容院を利用していたお客様でした。

 一人は神奈川県議会議員の牧島功さん。政治家として以外に、作詞家としても活動していることを知った松尾さんが相談すると、二つ返事で歌詞作りを引き受けてくれました。そして、牧島さんの紹介で曲作りを行うことになったのが、やはり美容院を利用している、シンガーソングライターの灯織さんです。

 こうして、ジャストビューティのことを知る2人が、社歌を手掛けることになりました。その仕上がりは素晴らしいものだったと、松尾さんは話しています。

「自分たちのことを歌っているので、今までにあった出来事を思い出してしまいますよね。30年前に二人で美容院を始めた妻も、『涙が出ちゃうね』と話していました。従業員からの反応もよくて、車でBGMに流しているという話も聞いています」

 完成した社歌は30周年記念式典でサプライズとして発表されます。そのために、従業員は歌の練習を行いました。イベントに向けて社内の熱を盛り上げるためにも、社歌は貢献しているようです。

 古参の従業員は今までの自分を振り返り、若い従業員には理念を浸透させるきっかけとなる。「そうして、ジャストビューティってこんな会社だよねと、温かい気持ちが芽生えてほしいですね」と松尾さんは話しています。自分たちのことを歌った社歌は、会社と従業員が想いを共有できるツールの一つになっているようです。

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