~社歌コン 応募社の横顔:23~踊りでつながる人の輪-埼玉の子育て支援 画像 ~社歌コン 応募社の横顔:23~踊りでつながる人の輪-埼玉の子育て支援

人材

 HANJO HANJOでは企業のコミュニケーションを盛り上げるものとして、社歌に注目してきました。その一環として実施したのが、企業の想いが詰まった社歌が主役の動画を募集する「中小企業 社歌コンテスト」です。ご応募いただいた社歌の背景には、従業員と関係者との交流など、さまざまなエピソードがありました。

*応募&投票期間は終了しました。たくさんのご応募、ありがとうございました。

■歌のイメージは地域交流の原風景となる“盆踊り”

 保育施設に欠かせないものの一つが、お遊戯の時間です。童謡からキャラクターソングまで、さまざまな歌に合わせて子どもたちが踊りますが、これを自ら作ってしまった事業者がいます。埼玉県で子育て支援総合サービスを展開する株式会社コマームです。

 同社が制作した「ここまる音頭」は、その名の通りに盆踊りをイメージしたもの。子どもを中心に地域の人たちがつながっていく社会を作る上で、そのきっかけとなる原風景となるものを目指して作られたといいます。歌詞には代表取締役の小松君恵さんによる、子どもたちへの想いが込められました。

「子どもは遊びの中からさまざまな体験をして、情緒や表現力を育んでいきます。やんちゃな子どもが玩具を取り合ったり、泥遊びでまっ黒になったり。そんな元気で楽しい時代を子どもたちに過ごしてもらい、親も自然で当たり前のように子育てを楽しんでもらいたいという願いを形にしたのがこの歌です」

 “ここまる”とは“心をまるく結ぶ”を省略したもの。このメッセージを世界に広めるために、歌詞は英語版、韓国語版、手話版までが作られました。その内容はシンプルなフレーズを繰り返すというもので、子どもからお年寄りまでが口ずさめることを大切にしています。

■オリジナルの歌と踊りだからこそできること

 コマームでは乳幼児期を対象とした小規模保育施設、学校内に設置された放課後児童クラブ、および地域子育て支援拠点、児童館の運営など総合的な保育サービスを展開しています。直営保育所のひとつ、コマームナーサリー川口では、散歩などの前には準備体操の代わりに「ここまる音頭」が踊られているようです。「チョ、チョンがチョン!」と歌詞に合わせて手拍子を打ったりと、盆踊りの曲調にしたことで、子どもたちが気軽に参加できる歌と踊りになったといいます。

 他にも、お片付けの時間といった区切りのタイミングで流されるなど、この歌は多くの子どもや保護者に親しまれているようです。川口市立芝児童センターでは盆踊りの季節になると、地域の人が集まって一緒に踊るのが定番になっています。太鼓の練習では「ここまる音頭がいい」と子どもたちから声があがったこともありました。

 ここまる音頭を踊っているとき、子どもたちは自然と輪を作り、少し恥ずかしそうな顔をしながらも手をつなぎます。最後の「ありがとうございました!」までが歌詞に入っているので、自然と明るい挨拶ができるようになり、次の行動にもメリハリよく移れているといいます。オリジナルの歌と踊りだからこそ、いろいろな仕掛けを取り入れ、結果はじめて生まれるコミュニケーションもあるようです。

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