ゼネコン女性交流会、赤坂一丁目地区再開発工事現場で見学会 画像 ゼネコン女性交流会、赤坂一丁目地区再開発工事現場で見学会

人材

 ゼネコンなどに勤務する女性社員の有志で運営する「ゼネコン女性交流会」が1月28日、赤坂一丁目地区第1種市街地再開発事業(東京都港区)で超高層複合ビルを建設する工事現場の見学会を開いた。交流会の開催は12回目で、施工を担当する大林組が見学会の幹事を務めた。92人が参加し、同社の服部道江副所長らの案内で仕上げ工事が進む現場内を見学した。
 建物の名称は「赤坂インターシティAIR」。建築主は赤坂一丁目地区市街地再開発組合で、新日鉄興和不動産が組合員として参加している。設計は日本設計が担当。高さ約205メートル、S・SRC・RC造地下3階地上38階塔屋1階建て延べ17万8328平方メートルの超高層ビルは、21メートルの鉄骨梁で無柱のオフィス空間を実現し、自由度の高いレイアウトが可能となった。ほかに豊富な緑地空間や会議施設、病院、託児施設といった働く人を支援する施設も充実させる。完成は8月末を予定している。
 交流会では、工事概要の説明の後、参加者が3グループに分かれて36階のオフィスフロアや1階エントランス、東京メトロ溜池山王駅との連絡通路などを見学。三つの制振装置(同調粘性マスダンパー、増幅機構付き粘性減衰装置、アンボンドブレース)を組み合わせた構造や、室内の用途や風向きなどによって使い分けた3種類のカーテンウオールなどを担当者が説明すると、参加者は熱心に耳を傾けていた。
 質疑応答では、大手ゼネコン初の女性現場所長で、地下鉄駅との連絡通路を施工する土木工事の指揮を執る阿部友香所長や服部副所長らが対応。阿部所長は「現場のコミュニケーションが大切。言いたいことは口に出してはっきり言うこと」と参加者にメッセージを送り、服部副所長は「現場は営業の最前線。事務担当者も含め全員が小さなことでも提案すれば、アイデア次第で生産性の向上ができる」と現場運営のモットーを明かした。

ゼネコン女性交流会/赤坂一丁目地区再開発工事現場(東京都港区)で見学会開く

《日刊建設工業新聞》

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