建設業、堅調。16年の建設業倒産は4.8%減、8年連続マイナス 画像 建設業、堅調。16年の建設業倒産は4.8%減、8年連続マイナス

制度・ビジネスチャンス

 東京商工リサーチがまとめた2016年(1~12月)の建設業の倒産(負債1000面円以上の企業倒産)は前年比4・8%減の1605件と8年連続で前年を下回り、1990年(1469件)以来の低水準になった。負債総額は1776億9900万円(前年比・8・1%減)と3年連続マイナス。平均負債額は1億1000万円(3・5%減)と過去20年間で最少となり、小規模倒産が目立った。
 同社は、中小企業に対する金融機関の返済猶予に加え、堅調な公共工事や企業の設備投資が倒産減少の背景と分析。当面、急増要因は見当たらないものの、最近の急激な円安進行が建築資材に波及して工事コストが上昇する懸念もあるとして、今後の経営環境の変動には注意が必要と指摘している。
 業種別の倒産件数は、総合工事業784件(0・3%減)、職別工事業494件(8・5%減)、設備工事業327件(8・9%減)。原因別では、受注不振(販売不振)が979件(4・4%減)と全体の6割を占めたほか、既往のしわ寄せが353件(5・3%減)、運転資金の欠乏が95件(9・1%増)、事業上の失敗が67件(39・5%増)などが続いた。
 帝国データバンクが発表した16年の建設業の倒産は1594件(1・1%減)だった。

16年の建設業倒産/4・8%減1605件、8年連続マイナス/東京商工リサーチ

《日刊建設工業新聞》

編集部おすすめの記事

特集

制度・ビジネスチャンス アクセスランキング

  1. 筑波大学の産学連携、「世界初」の取り組みに注目!

    筑波大学の産学連携、「世界初」の取り組みに注目!

  2. 羽田連絡橋・新規整備へ。国家戦略特区プロジェクトの一環

    羽田連絡橋・新規整備へ。国家戦略特区プロジェクトの一環

  3. ボートもシェアする時代へ、スポーツ航行や羽田B滑走路直への接近

    ボートもシェアする時代へ、スポーツ航行や羽田B滑走路直への接近

  4. 四国横断道吉野川大橋、延長1696.5メートル

  5. 「中小企業の《経営論》」第17回:社員が辞めていってしまう社長が一生懸命に変えたこと

  6. 新さっぽろ駅周辺地区開発、大学・ホテル・医療施設も

  7. 【解決! 社長の悩み相談センター】第12回:「定款」はどうやって作ればよい?

  8. 大阪府茨木市、産学官協力の大規模物流施設/「彩都もえぎ物流施設計画(仮称)」

  9. 日清食品が滋賀県栗東市に新工場、50%以上の省人化でコスト削減

  10. 北越急行ほくほく線「宅配荷物列車」スタート、運転手不足の緩和も

アクセスランキングをもっと見る

page top