岩手・宮城の復興祈念公園、3月に着工へ。震災から6年の節目に合わせ 画像 岩手・宮城の復興祈念公園、3月に着工へ。震災から6年の節目に合わせ

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 東北地方整備局らが岩手県陸前高田市と宮城県石巻市に計画する復興祈念公園の基盤整備工事が、3月に始まることが分かった。同局の川瀧弘之局長が11日に会見し明らかにした。東日本大震災発生から3月で丸6年の節目を迎えるのに合わせ、同局は震災の被害と教訓、被災者の思いを伝承する象徴となる国営公園の整備を始動させる。同局は昨年12月に高田松原・石巻南浜両地区の基盤整備工事の一般競争入札2件を公告した。3月までに落札者を決め、工事に着手する。
 東日本大震災で甚大な被害が生じた高田松原(陸前高田市)と南浜(石巻市)の両地区に、国や県・市が追悼広場や津波伝承施設、市民活動拠点などで構成するメモリアル・パークを分担して整備する。
 同局が昨年公告した工事は「高田松原地区国営追悼・祈念施設(仮称)基盤整備工事」と「石巻南浜地区国営追悼・祈念施設(仮称)基盤整備工事」の2件。
 いずれも総合評価方式採用の一般競争入札で、高田松原地区の工事はICT(情報通信技術)活用(施工者希望I型)の試行対象。2件とも26日に入札し、27日に開札する。2件の工事では公園整備に当たり、敷地造成や盛り土、掘削、構造物撤去、雨水排水設備工事など基盤整備を行う。
 南浜地区では、建設用地の中心部にビジターセンターや休憩所などの中核施設を配置し、その回りに多目的広場や築山、防災公園などを設ける。中核施設を置く広場を「国営追悼・祈念施設(仮称)」と位置付け、3000人規模の式典を行える環境を整える。
 一方、高田松原地区の公園は、近接する旧「道の駅」を再整備し、園内の追悼施設などと一体的に運営。南浜地区の公園と同様、大規模な式典やイベントを開けるようにする。
 高田松原・南浜両地区の公園整備を担当する東北整備局東北国営公園事務所は昨年5月、両公園の実施設計をそれぞれプレック研究所、ドーコン・愛植物設計事務所JVに発注した。設計の履行期間はいずれも3月28日。両公園とも20年度末の完成を目指している。
 国は高田松原地区と南浜地区のほか、福島県の双葉・浪江両町でも同様の復興祈念公園を整備することとしている。

東北整備局ら/岩手・宮城の復興祈念公園、3月に着工へ/震災から6年の節目に合わせ

《日刊建設工業新聞》

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