東京港湾臨港道路南北線で沈埋函の初出渠。国内最長の134m! 画像 東京港湾臨港道路南北線で沈埋函の初出渠。国内最長の134m!

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 関東地方整備局東京港湾事務所は16年12月28日、東京港臨港道路南北線の本体となる国内最長の沈埋函の初出渠を報道陣に公開した。三菱重工業横浜製作所(横浜市中区)の製作ドックで完成した長さ134メートルの沈埋函(鋼殻)を、千葉港葛南地区に海上運搬した。沈埋函は京葉食品コンビナートふ頭で本体コンクリート浮遊打設を行い、18年から順次沈設に着手する予定。臨港道路は2020年東京五輪に合わせ19年度末の完成を目指す。
 初出渠したのは南北線の海上部(沈埋トンネル区間)を構成する7函のうちの3号函。長さ134メートル、幅27・8メートル、高さ8・35メートル。現在国内には28の沈埋函があるが、南北線で使用する7函が最長となる。
 臨港道路南北線は東京港の中央防波堤地区と有明側を結ぶ計画。20年東京五輪では晴海の選手村と中央防波堤地区の競技会場を結ぶアクセス道路としての役割も期待されている。延長5700メートル、幅員3・5メートル(4車線)。事業主体はトンネル部(2500メートル)が国土交通省、連絡道(3200メートル、側道含む)が東京都。事業期間は14~19年度で全体事業費は約1100億円。国交省が担当する沈埋トンネル部は東京港第2航路を横断する部分に当たり、中央防波堤地区側から1~7号函の沈埋函を沈設・接合してトンネル構造にする。
 初出渠した3号函を含む2、3号函の製作・築造工事の施工を担当するのは東亜建設工業・鹿島・若築建設JV(中山晋一所長)。今回完成した3号函の鋼殻は両側に蓋を取り付け浮上させ、曳船と安全監視船それぞれ4隻で約10時間かけて搬送した。
 出渠に先立ち関東整備局港湾空港部の加藤雅啓部長は東亜JVと三菱重工の関係者らを前に「通常なら10年、早くても8年はかかる工事。工期が厳しい中で精度の高い鋼殻を仕上げていただいた」と労をねぎらった。

関東整備局東京港湾/臨港道路南北線の沈埋函初出渠/国内最長の134m

《日刊建設工業新聞》

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