茨木駅西口の再開発、駅前ビル再生で方針決定 画像 茨木駅西口の再開発、駅前ビル再生で方針決定

インバウンド・地域活性

 JR西日本茨木駅西口=写真=の再開発事業が動きだす見通しになっていることが分かった。茨木駅前ビル(大阪府茨木市西駅前町4)再整備検討委員会は市街地再開発事業でビルを再生する方針を決定。ビル管理組合は再開発推進決議案を今月の臨時総会に提案、可決する見通しだという。今後、まちの再生を検討してきた西駅前町3・4に加え同1・2の地権者と駅ビル新築を計画しているJR西日本は事業に関する意思確認・協議に着手する見込み。建て替え案などの検討業務はアール・アイ・エーが担当している。
 駅前ビルは1970年の大阪万博開催に合わせて整備され老朽化が進む。市は当初、同駅西口の駅前広場の再整備を先行する予定だったが、古くなったビルも含めた再整備事業を検証。
 地権者らは中長期的なビルのあり方を考え、建て替えや大規模改修を含めたプランの検討を進めていた。再生に向けた勉強会は14年度に立ち上げアール・アイ・エーも開催支援などを行ってきた。
 現在のビルの規模はRC造地下2階地上10階建て延べ2万5000平方メートル。共同住宅(201戸)のほか、イズミヤ茨木店などの物販・飲食店などが入居している。住友商事が開発・分譲した。
 茨木市は15年度に委託した「JR茨木駅西口駅前周辺整備基本計画検討業務」(担当=アール・アイ・エー)の成果に基づく駅前ビルの建て替えプランとして、駅と東海道本線に近い位置に高層の住宅棟を、住宅棟の西隣に低層の商業棟を配置する2棟案と、住宅機能と商業機能を複合化する建築物1棟を整備する案を提示。
 これに対し駅前ビル再整備検討委員会は住宅棟と商業棟で駅前広場を囲み広場も確保してにぎわいを重視する2棟案を軸に検証してきた。
 西駅前町1~4の地権者と駅前広場の地権者でもあるJR西日本は、再開発に関する協議が進むと、まちづくりの組織をつくり事業手法などより具体的な話し合いを行うことになりそうだ。
 JR西日本は、駅西口のレンタカー駐車場や駐輪場などがあるスペースに人工地盤をつくり1階に駅前広場機能を確保し、2階以上を駅ビルとして活用するプランを検討している。

茨木駅西口再開発(大阪府茨木市)/再整備検討委、駅前ビル再生で方針決定

《日刊建設工業新聞》

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