死傷事件の津久井やまゆり園、全面建替で再生のシンボルに 画像 死傷事件の津久井やまゆり園、全面建替で再生のシンボルに

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 神奈川県は6日、障害者施設「津久井やまゆり園」(相模原市緑区千木良476)の再生基本計画策定に向けた基本的な考え方を公表した。現在地で全面的に建て替え、再生のシンボルとなる新たな施設を建設する。16年度中に基本構想をまとめる。基本・実施設計は17~18年度、工事は19~20年度を想定。概算事業費は60億~80億円を見込んでいる。
 既存の2棟の居住棟、管理棟、2カ所の渡り廊下(総延べ7705平方メートル)を解体し、新たにRC造延べ8300平方メートル規模の施設を建設する予定。
 同施設では昨年7月、多くの入居者が死傷する事件が発生。県は再生に向けた基本理念として、現在地で建て替えることによって事件を風化させないことと、事件の凄惨(せいさん)なイメージを一掃して再生のシンボルとすることなどを掲げている。事件検証委員会の報告書を踏まえて侵入防止などの安全対策も強化する。
 居住空間については、これまでの2人部屋をすべて個室にし、利用者のプライバシーを確保。1ユニットを現状の20人から10~12人程度に小規模化するなど、家庭的な生活環境の醸成も図る方針だ。
 敷地面積は3万0890平方メートル。既存施設はRC造2階建てで総延べ1万1885平方メートル。
 県は10日、基本構想に関する公聴会を開き、福祉関係団体らに構想を説明した。

神奈川県/津久井やまゆり園再生(相模原市緑区)/全面建替で再生のシンボルに

《日刊建設工業新聞》

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