【社歌コン 応募社の横顔:4】1人でも社歌。人生を叫ぶ-岩手の自動車整備工 画像 【社歌コン 応募社の横顔:4】1人でも社歌。人生を叫ぶ-岩手の自動車整備工

人材

 HANJO HANJOでは企業のコミュニケーションを盛り上げるものとして、社歌に注目してきました。現在、開催中の「中小企業 社歌コンテスト」では、企業の想いが詰まった社歌が主役の動画を募集しています。応募企業では早くも社歌の制作を通じて、従業員や関係者との間に交流が生まれているようです。

■1人の自動車工の人生、社歌として世界に

 たくさん仕事をしたけど、全然もうかっちゃいねぇ!――。一瞬、「えっ」と思ってしまう、このアヴァンギャルドな社歌動画を投稿していただいたのは、岩手県で自動車整備などを手掛ける「コアカ自動車」です。

 社歌を歌っているのは、代表の小赤沢卓也さん。10年以上前に行われた「NHKのど自慢」をきっかけにギターの弾き語りをはじめ、会社の宣伝活動の一環として、今でも音楽活動を続けています。今回投稿してくれた社歌も、日頃からライブ会場で歌っていたもの。それを聞いた音楽仲間の「Bush Warbler Records」が面白がって、「ぜひ音源にしましょう!」とプロデュースに名乗りを上げたそうです。実は昨年末から、カラオケ「JOYSOUND」でも配信されています。

 そんな社歌では、コアカ自動車の日常が面白おかしく歌われています。小赤沢さんによると、「日頃感じている個人事業主のリアルな悲哀や奮闘を書き綴ったら、ドキュメンタリーな歌詞になってしまいました(笑)」とのこと。実は、ご先祖様の教訓も一部引用しているそうです。

■撮影って楽しい! 面白動画完成の裏側とは

 コアカ自動車の社歌は動画もユーモラスです。小赤沢さんを追い回す、サングラスに強持ての男二人はどう見ても借金取り……ですが。実はこの2人、普段からコアカ自動車を利用しているお客さんでした。収録は真夏の暑い日に行われましたが、その場で浮かんだアイディアを取り入れたり、セットがはがれるハプニングも生かしたりと、皆さん撮影を心の底から楽しんだようです。

「一つの作品を作り上げる使命感と、良いものができ上がる期待感でわくわくしましたね。炎天下の中で丸一日激しいアクションを繰り返していたので、撮影終了後にはほんと燃え尽きてしまいました(笑)」

 ネット上に動画を公開したことで、社歌の存在はより多くの人に知られるようになりました。仕事でも接客のときに話の種になっています。「社歌を作って本当に良かった」という小赤沢さん。コアカ自動車のような個人事業者でも、社歌によるコミュニケーションは大活躍しています。

width=

★毎週月曜発行★
編集部オススメ記事をピックアップ!
HANJO HANJO メールマガジン登録はこちら
《HANJO HANJO編集部》

編集部おすすめの記事

特集

人材 アクセスランキング

  1. HJHJアーカイブス:03「広島東洋カープ優勝に見る経営のヒント」

    HJHJアーカイブス:03「広島東洋カープ優勝に見る経営のヒント」

  2. 【社歌コン 応募社の横顔:29】社内ライブから心一つに-北海道の石油販売

    【社歌コン 応募社の横顔:29】社内ライブから心一つに-北海道の石油販売

  3. 「中小企業の『経営論』」第10回:「社長は孤独」と自分でいう社長に感じる違和感

    「中小企業の『経営論』」第10回:「社長は孤独」と自分でいう社長に感じる違和感

  4. 【地元から日本を盛り上げるキーパーソン】普通の主婦から社長に――ダイヤ精機の改革と人材育成の極意に学ぶ(1)

  5. 【社歌コン 応募社の横顔:15】歌で始める地域創生-千葉のイベント会社

  6. 建設業界、10年越しの人材不足問題、官民一体の構想始まる!

  7. 儲かっている会社=信頼関係のある会社

  8. 日本の整備業界を救うか…ミャンマーにみる、技能実習生制度の今

  9. 移住者が経営を受け継ぐ「継業」、農山村で動きだす!

  10. 【社歌コン 応募社の横顔:26】若者たちに挑戦する勇気を-兵庫の製造業

アクセスランキングをもっと見る

page top