技術者・技能労働者の週休2日確保状況、取得は15%程度 画像 技術者・技能労働者の週休2日確保状況、取得は15%程度

人材

 ◇モデル工事の休日に他現場か、3割が収入減
 国土交通省は週休2日の確保に関する調査結果をまとめた。技術者、技能労働者を問わず半数以上が完全週休2日または4週8休が望ましいと考えているが、実際は15%程度しか取得できていないことが判明。下請技術者・技能労働者の休日は週休2日モデル工事と通常工事で大きな差はなかった。モデル工事の休日に他の現場で働いていると考えられるという。
 調査は直轄工事の元請・下請業者の技術者を対象に11月28日~12月7日に実施。週休2日モデル工事で439人、通常工事で1038人の計1477人から回答を得た。平均年齢は約45歳で年代のバランスもほぼ均等になっている。
 技能労働者の休日形態の実態を見ると、「日曜のみ」が46・4%、「4週6休」が22・7%と全体の7割を占め、「完全土日休み」と「4週8休」は合わせても11・6%にとどまった。下請技術者も同様の傾向となった。一方で技能労働者の5割、下請技術者の6割が「完全土日休み」または「4週8休」が望ましいと答えた。
 給与形態は、元請技術者のほとんどと下請技術者の約8割が月給制。技能労働者は6割以上が日給制となっていた。
 週休2日モデル工事の下請技術者・技能労働者の休日は1カ月当たり4・7~5・9日で、8日にはならなかった。通常工事の休日は同4・7~5・2日。モデル工事の方が取得回数は多いものの、大きな差は見られなかった。
 モデル工事に従事した技能労働者の月収の変化を見ると、「ほぼ変わらない」が約7割を占めたものの、「3万円以上減った」と「1~3万円程度減った」が約3割あった。収入減少の要因としては、「労働日数が減った」との回答が大多数。ほぼ変わらないの理由は、「週休2日工事の休日に他の現場で働いていた」「固定給のため」との回答が多かった。

国交省/技術者・技能労働者の週休2日確保状況調査結果/取得は15%程度

《日刊建設工業新聞》

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