日清食品が滋賀県栗東市に新工場、50%以上の省人化でコスト削減 画像 日清食品が滋賀県栗東市に新工場、50%以上の省人化でコスト削減

制度・ビジネスチャンス

 日清食品は、滋賀県栗東市に延べ11・3万平方メートル規模の「関西工場(仮称)」を建設する。設計・施工は竹中工務店が担当。17年5月に着工し、生産ラインの第1期操業を18年8月、最終の第3期操業を19年12月に順次開始する予定。設備投資額は575億円。フル操業時には1日当たり315万食のカップめん・袋めんを生産する。
 新工場の建設地は栗東市下鈎333。既設の滋賀工場から北に約350メートル離れた場所に位置する更地(9万9865平方メートル)に、工場1棟(S造3階建て延べ11万3368平方メートル)を建設する。工場内の生産ラインは3期に分けて整備する計画だ。
 現在稼働している滋賀工場は西日本の主要生産拠点として1973年9月に操業を開始。築40年以上が経過し、高効率の設備導入や今後の生産能力の拡張性などが課題となっていたことから、関西工場の建設を決めた。
 新工場は自社の研究施設で独自開発した最新鋭設備を導入するほか、IoT(モノのインターネット)技術を活用するなど、「次世代型スマートファクトリー」と位置付ける。生産ラインの自動化・効率化を推進することで製品の安全性とコスト競争力の向上を図る。
 50%以上の省人化などを実現し、新工場建設で増加する減価償却費を上回るコスト削減を目指す。
 日清食品は5月に公表した「中期経営計画2020」の施策の一環で、製造工場では生産性向上と品質管理の強化と合わせ、BCP(事業継続計画)対策を含めた供給体制を確立することを明示。次世代型スマートファクトリーでは▽リアルタイムな工場の見える化▽人とシステム・設備の最適融合によるコスト効率の最大化▽クリエーティブな付加価値の高い仕事に作業を転換(労働生産性の向上)▽エネルギーの効率的利用で環境負荷軽減-を目標に掲げている。

日清食品/滋賀県栗東市に新工場、竹中工務店で17年5月着工/投資額575億円

《日刊建設工業新聞》

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