【国際コインランドリーEXPO:2】“日常”こそ、ITで変えていく 画像 【国際コインランドリーEXPO:2】“日常”こそ、ITで変えていく

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【記事のポイント】
▼コインランドリーに導入しやすいITは”スマホアプリ”
▼洗濯機の予約や混雑情報の確認など、ITを駆使したサービスで顧客満足度を向上
▼IoTの普及とともに、その運用コストは下がりつつある


「生活に根ざしたコインランドリーこそ、ITと繋がることで社会を変えることができる」

 これは、コインランドリービジネスに特化した展示会「第1回国際コインランドリーEXPO 2016」で開催されたセミナーにおける、ITビジネスコンサルタントでジャーナリストの神尾寿氏による発言だ。

 女性の社会進出などライフスタイルの変化が著しいなかで、コインランドリーの需要はますます高まっている。IT業界のジャーナリストとして15年ほど活動している神尾氏は、自動車とITとの融合を積極的に進めてきた一人。今、ITはいろいろな業種、業態に広まっており、ランドリー業界にも広がる可能性が高いとしている。セミナーではIoTやキャッシュレスなど、業界において今知っておくべきITトレンドについて解説した。

■これから期待されるのはスマートフォンの外への広がり

 スティーブ・ジョブスが2007年、初代iPhoneを世に送り出してから9年が経った。この間にスマートフォンの広がりとともに、インターネットが人々の生活や社会に溶け込んでいくという、グローバルな動きが起きている。スマートフォンが大衆化することで一人が一台、インターネットにダイレクトに繋がるデバイスを持つ時代になったわけだ。

 近年スマートフォンは高機能化、多機能化をしているが、進化の道筋がスマートフォンの中から外へと広がりをみせている。16年10月には日本でApple Payというエポックメイキングな機能がスタートした。これによって、Androidだけでなく、iPhoneでも電子マネーを使った決済が実現している。

 Apple Payに見るように、スマートフォンの外にあるプロダクト、サービス、ビジネスとスマートフォンが連携して、新しい価値を生み出し、新しい市場や収益を生み出すことが期待されている。つまりこれから大切なのは、「非IT市場のIT化」だと神尾氏は話す。そこで提唱しているのが「+IT」という考え方だ。これは、ITをメインにするのではなく、ITを何かを作用させるためのテコとして使うことだという。

 「+IT」の要素は大きく3つ。一つはIoT(モノのインターネット)という考え方。いろいろな機器がインターネットにつながることによって、スマートフォンのアプリなどと連携できる。次に、神尾氏が日本市場に広めたいと考えているのがキャッシュレス化だ。現金を非現金化するメリットは大きく、これによってポイントサービスはさらに広がる可能性が高い。そして、3つ目がスマホアプリ。使いやすくて便利なアプリがあると、そのサービスやプロダクトが使われる傾向にあるという。

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《寺田愛/HANJO HANJO編集部》

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