キウイ新品種「甘うぃ」が販売開始。黄色・高糖度で大玉! 画像 キウイ新品種「甘うぃ」が販売開始。黄色・高糖度で大玉!

インバウンド・地域活性

 福岡県が育成したキウイフルーツの新品種「甘うぃ」の販売が11月下旬から始まった。2016年産の出荷量は15トン。糖度16以上という甘味の強さが売りだ。人気が高い黄色の果肉で従来品種より大玉。知名度アップとブランド確立に向け、県とJA全農ふくれんは農家と連携して生産量と販路の拡大を目指す。

 福岡市の百貨店、岩田屋の果実売り場では冷蔵ケースに1個432円の「甘うぃ」が並ぶ。スーパーで売られているキウイの約4倍の価格だ。新品種をPRしようと食べ方や食べ頃のポイントを書いたPOP(店内広告)を用意し、買い物客の興味を引き付ける。

 売り場責任者で「TOKIO岩田屋店」の福田智店長は「酸味が少なく、同じ黄色系で人気のゼスプリのサンゴールドに負けていない。将来性がある」と期待する。クリスマスや歳暮商戦に向け、高級な限定品として売り込む。

 16年産は福岡、東京、大阪の3市場に出荷した。全農ふくれんが一括して販売する。県によると平均で1玉(2L級)が140グラム。同じ黄色系の「ゴールデンキング」や緑色系の「へイワード」に比べ1.2倍ほどと大きい。糖度も16~18で約3高い。

 国産キウイは11月から翌年3月に出回る。11、12月はニュージーランドなど外国産の黄色系とも販売時期が重なるため、キウイの生産量が全国2位の同県でも差別化を打ち出せる品種が求められていた。16年産の栽培面積は12ヘクタール。苗木は県域に配布しており来年は増産となる見込みだ。

キウイ新品種「甘うぃ」販売開始 黄色、高糖度で大玉 福岡県育成

《日本農業新聞》

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