芝浦一丁目建替計画。235メートルの超高層ビル2棟、ホテルも入る複合施設 画像 芝浦一丁目建替計画。235メートルの超高層ビル2棟、ホテルも入る複合施設

インバウンド・地域活性

 ◇20年度にi期工事着手へ
 野村不動産グループのNREG東芝不動産と野村不動産は、東京都港区のJR浜松町駅南東の土地(4・3ヘクタール)の既存建物を解体し、跡地にホテルやオフィス、商業施設などが複合する最高高さ235メートルの超高層ビル2棟を建設する。総延べ床面積は58万平方メートルを想定。工事はi期(20~23年度)とii期(25~29年度)に分けて進める計画で、i期で敷地南側のS棟、ii期で北側のN棟をそれぞれ新築する方向だ。
 計画地は港区芝浦1の1の1ほか。北側を首都高速2号(首都高速都心環状線)、西側をJR山手線や東海道新幹線の線路、南側を特別区道1114号、東側を芝浦運河や首都高速1号などに囲まれた一角に当たる。
 i期工事では、計画地内の南側にある低層の既存施設(スリーワンプラザ)の解体を20年度から進め、跡地に地下5階地上46階建てのS棟と、2階建て(最高高さ10メートル)の低層棟2棟を23年度までにそれぞれ新築。北側にある別の既存施設(浜松町ビルディング、東芝浜松町ビル)の入居者には、24年度中にS棟などへ移ってもらう。
 25年度に開始するii期工事で残りの既存施設を解体した後、地下5階地上47階建てのN棟と、低層棟3棟をいずれも29年度までに建設。N棟の供用開始は30年度を想定している。
 S、N両棟の地上階の大半はS棟でオフィスとホテル、N棟でオフィスと住宅(約350戸)としてそれぞれ利用する計画だ。商業機能などを入れる低層部を通じて両棟を行き来できる構造にし、地下には1300台分(住宅用110台、非住宅用1190台)の駐車場も設ける。
 一連の計画概要は、野村不動産らが都に提出した「芝浦一丁目建替計画」の環境影響評価調査計画書で明らかになった。縦覧期間は12月1日まで。調査計画書の作成業務は日建設計が受託している。計画地内の地上部には東京モノレール、地下にはJR横須賀線の線路がそれぞれ通っているため、詳細な施設設計や施工計画などの検討は、こうした現場条件に配慮して進められる。
 芝浦一丁目建替計画は、内閣府の東京圏国家戦略特別区域会議が認定する都市再生プロジェクトの一つで、この計画に合わせ、芝浦運河上を横断する新芝浦橋の架け替えや、区道1114号の線形変更といったインフラ整備も道路管理者によって進められる見通しだ。

NREG東芝不、野村不/芝浦一丁目建替計画/超高層ビル2棟建設、総延べ58万平米

《日刊建設工業新聞》

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