人材育成は駅ナカで。農村の駅に研究室、神戸大学が新設 画像 人材育成は駅ナカで。農村の駅に研究室、神戸大学が新設

インバウンド・地域活性

 神戸大学は、大学と地域が共に地域課題の解決を目指す研究室「神戸大学・篠山市農村イノベーションラボ」を兵庫県篠山市のJR篠山口駅に新設した。住民と共に新しい農村ビジネスの開発や人材育成を進める拠点とする。地域貢献を研究する大学は多いが、農村の駅に研究室を設置するのは全国的に珍しい。
住民と農村の課題解決
 研究室は、農村の課題解決につながる研究や地域人材の育成、ネットワークづくり、情報発信などを行う。大学教員の他、農村で活躍する住民も講師を務め、セミナーやゼミだけでなく、常駐するスタッフに地域づくりを相談できる。

 また、地域人材の育成として新たに「篠山イノベーターズスクール」を開講。農村で新しい価値を生み出し、仕事をつくるための基礎的な理論の学習の他、実際に移住を目指す人の活動も支える。

 同大学は、農家を毎月訪問するカリキュラムなど現場実習に力を入れ、学生らは同市内各地で里山整備や特産品開発などを継続してきた。今後はこうした地域に根ざした活動や研究の発展を目指す。

 同市は「コミュニティの拠点、学びの場となる農村の新しい駅にしたい」(農都政策課)と期待する。同大学大学院農学研究科の中塚雅也准教授は「学生や住民、外部の人たちと多様な人が出会い、農村の新たな企画や仕組みを生み出していく」と見据える。

人材育成は駅ナカで 農村の駅に研究室 神戸大学が新設

《日本農業新聞》

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