東京五輪組織委が有明体操競技場を新築へ 画像 東京五輪組織委が有明体操競技場を新築へ

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 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は15日、7日に一般競争入札を開札した「有明体操競技場新築工事」の落札者を190億円で清水建設に決めたことを明らかにした。実施設計・施工一括方式と技術提案型総合評価方式を適用。清水建設は発注者の予定工期を60日短縮する技術提案を行った。実施設計を約1年かけて行い、19年10月25日までの竣工を目指す。
 入札にはほかに鹿島(応札額=223億2000万円)が参加した。技術点は清水建設が117・65、鹿島が116・50。技術点を応札額で割った評価値で清水建設が上回り、落札者に決まった。予定価格は240億4000万円だった。
 工事場所は東京都江東区有明1の7の4。1万2000席の観客席を持つ高さ29メートルの有明体操競技場(S一部木造3階建て延べ3万6800平方メートル)と、隣接する高さ15メートルのウォームアップ棟(S造平屋4000平方メートル)、電気・機械・昇降機設備、外構の実施設計と施工を一括で発注する。当初想定していた工期は19年12月27日までだったが、清水建設の提案に基づき同10月25日までに変更する。基本設計は日建設計が担当している。
 有明体操競技場の屋根には木材を用いる。大空間の確保と五輪終了後の施設撤去を見据え、内部の空間には柱を設けない構造とする。
 同工事の受注者には、パラリンピックの競技(ボッチャ)で使用可能な構造に転換するための撤去・改修工事の実施設計も任せる。有明体操競技場は五輪終了後、展示場として約10年間利用することにもなっていることから、その後利用を想定した工事の実施設計も委託する。両工事は別途発注する。
 五輪終了から10年後には有明体操競技場は解体される。この解体工事も別途発注する。

東京五輪組織委/有明体操競技場新築(東京都江東区)/実施設計・施工は清水建設に

《日刊建設工業新聞》

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