乗降客が順調な伸び、富士山静岡空港の増築・改修が起工 画像 乗降客が順調な伸び、富士山静岡空港の増築・改修が起工

インバウンド・地域活性

 ◇施工は戸田建設JVら
 静岡県が建設を進めている富士山静岡空港旅客ターミナルビル増築・改修工事の着工に先立ち、施工を担当する戸田建設・大河原建設JVらは10日、牧之原市の現地で安全祈願祭を開いた。設計は坂茂建築設計・日本空港コンサルタンツ(BANJAC)が担当。18年10月末の完成を目指す。
 神事には、静岡県をはじめ、地元自治体などの首長や幹部、工事関係者ら約100人が出席。設計を担当する坂茂建築設計の坂茂代表取締役が鎌、建築主となる静岡県の川勝平太知事が鍬、施工を担当する戸田建設の宮崎博之代表取締役専務執行役員、トーエネックの三石拓治代表取締役専務執行役員、テクノ菱和の加藤雅也取締役名古屋支店長が鋤を入れて、工期内の無事故無災害を祈願した。
 神事後に川勝知事は「09年の開港以来、乗降客が先月、400万人に達成し、順調に伸びている。増改築部は機能性を備えた美しいデザイン。予算的な制約もあったが、知恵を出し合い、素晴らしい施設設計となっている」とし、新たな増改築部の完成に伴う乗降客のさらなる増加に期待を寄せた。
 続いて鈴木洋佑静岡県議会議長、出野勉富士山静岡空港社長、坂代表取締役があいさつを述べた後、施工者を代表して戸田建設の宮崎代表取締役専務執行役員があいさつし、「施工者の技術力を最大限発揮し、工期内に無事故無災害で、高品質の施設を建設していく」と語った。
 増改築施設は現在の旅客ターミナルを増築・改修し、国内外線の機能を集約するとともに、国際線の機能を強化するのが目的。規模はS一部木造3階建て延べ約1万8200平方メートル。電気設備はトーエネック・太洋電機JV、機械設備はテクノ菱和・富山冷熱工業JVが担当する。建築・電気・機械の総契約額は37億8000万円。工事場所は牧之原市坂口。
 □渡邊好範作業所長(戸田建設静岡工事事務所)の話□
 「既存の建物や空港の機能を生かしながら、安全第一で工事を進めたい。同時に著名な建築家、坂茂先生の設計イメージを意識しながら建物を造っていきたい」。

静岡県/富士山静岡空港旅客ターミナルビル増築・改修(牧之原市)が起工

《日刊建設工業新聞》

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