油と荷重に強いアスファルト舗装商品化、作業時間は半たわみ性の半分 画像 油と荷重に強いアスファルト舗装商品化、作業時間は半たわみ性の半分

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 鹿島道路は4日、高耐久性の新しいアスファルト舗装を商品化したと発表した。アスファルト合材に特殊な添加剤を配合することで、開粒度アスファルト混合物の空隙(くうげき)に特殊セメントミルクを浸透させる半たわみ性舗装に近い耐油性能と、優れたねじり抵抗性・耐流動抵抗性を保持できるのが特徴。価格は半たわみ性舗装と同等以下で、作業時間は半分以下に短縮できるという。
 アスファルト舗装は半たわみ性舗装と比べると、舗装温度が高い時の輪荷重によるわだち掘れの発生、油の浸入による軟化や劣化が生じやすい点が課題とされる。
 商品化した「AKD(アンチ・ケロシン・アンド・デュラビリティ・ペイブメント)舗装」は、一般的なアスファルト合材に、特殊な添加材を添加することでこれらの弱点を克服。耐油性能は半たわみ性舗装と同程度まで、ねじり抵抗と耐流動性能は改質II型アスファルト混合物の2倍程度まで引き上げた。
 アスファルト混合物の製造に当たっては、ミキサー内に特殊添加材を投入・混合するだけで済むため、少量の出荷にも対応が可能。特殊な設備も不要で、一般的なアスファルト混合物と同じ機械で施工できる。
 一般国道125号本線やバス停、民間工場の構内などに適用し、作業性と施工性、夏季のわだち掘れ、ひび割れの有無を検証し、良好な結果が得られたことから、10月に本格的に営業を開始した。
 施工品質を確保するため、当面は材工一式で売り込み、トラックターミナル、バスロータリー、コンテナヤード、重交通の道路、パーキングエリア、荷さばきヤードなどに採用を提案していく。初年度に年間2000トン程度の出荷を目指す。

鹿島道路/油と荷重に強いアスファルト舗装商品化/作業時間は半たわみ性の半分

《日刊建設工業新聞》

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