日光にザ・リッツ・カールトンホテル!インバウンドに期待 画像 日光にザ・リッツ・カールトンホテル!インバウンドに期待

インバウンド・地域活性

 東武鉄道は7日、栃木県日光市に世界最大のホテルチェーンのマリオット・インターナショナル社(米国)が展開する最高級ブランド「ザ・リッツ・カールトン」のホテルを2020年夏に開業すると発表した。1月に閉館した「日光レークサイドホテル」跡地を活用し、延べ床面積約1万3000平方メートルの施設を建設する。現在、日建設計に委託して設計作業を進めている。
 東武鉄道とマリオット・インターナショナル社が同日、ホテル運営に関する契約を締結した。東武鉄道が今後設立するホテルの経営会社とマリオット・インターナショナル社がMC(マネジメントコントラクト)契約を結ぶことで合意した。
 ホテルの名称は「ザ・リッツ・カールトン日光」。建設地は中宮祠2481ほかの約1・9ヘクタール。施設規模はRC造4階建てで、1室当たり50平方メートル以上の全94室を配置し、そのうち10室は100~200平方メートルのスイートルームとする。露天風呂を併設した温泉大浴場やスパ、レストランなども設ける。
 本年度中にも既存建物の解体工事に入り、18年度ごろに新たなホテルの本体工事に移る。施工者は未定。解体工事と本体工事を一括発注とするか分離発注とするかは決まっていない。
 同日の記者会見で、東武鉄道の根津嘉澄社長は「日光は国内有数の観光地で、かつては欧米からの来訪者でにぎわったリゾート地だが、近年は来訪者が低下傾向だ。歴史や文化、自然環境、良質な温泉などを生かし、リゾート地としての復権を真剣に考えている。比類無きサービスのホテルを展開し、誘客に取り組んでいきたい」と意気込みを語った。
 マリオット・インターナショナル社のポール・フォスキーアジア太平洋地区開発担当エグゼクティブ・ヴァイス・プレジデントは「非常にユニークで特別なホテルになることは間違いない。われわれの顧客に新しい目的地、新しい体験を提供できるだろう」と話した。
 記者会見には日建設計の亀井忠夫社長も出席し、設計コンセプトを説明した。中禅寺湖や男体山に面した周辺環境を生かし、外部と内部のつながりに意識を置いて設計を進めている。亀井社長は「ゲストに忘れがたい体験を提供できると確信している」と述べた。

東武鉄道/日光にザ・リッツ・カールトンホテル誘致/20年夏開業、設計は日建設計

《日刊建設工業新聞》

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