i-Con推進コンソを17年1月までに設立。会員一般公募、3WG設置 画像 i-Con推進コンソを17年1月までに設立。会員一般公募、3WG設置

制度・ビジネスチャンス

 国土交通省は建設現場の生産性を高める取り組みを推進するため、産学官の幅広い分野が連携する「i-Construction推進コンソーシアム」を12月~17年1月に立ち上げる。民間企業や有識者、行政機関など会員を公募。設立総会を経て、年度内に具体的な検討を行うワーキンググループ(WG)を始動させる。IoT(モノのインターネット)など最新技術の導入や3次元データの活用などを進め、生産性が高く魅力的な建設現場を創出する。
 国交省は18日にコンソーシアム設立に向けた準備会(座長・小宮山宏三菱総合研究所理事長)を東京・霞が関の省内で開き、体制や規約、今後のスケジュールなどを提示した。準備会を改称・移行させる企画委員会が、コンソーシアム全体のマネジメントを行うとともに、WGを設置して具体的な活動を実施する。事務局を国交省官房技術調査課が務め、基準・制度づくりや企業間連携の場の提供などを通じて活動を支援する。
 会員として、建設関連企業・団体、IoTやAI(人工知能)、ロボット、金融など建設分野以外の関連企業・団体、行政、学会・大学などを想定。革新的技術の研究開発や現場への導入に取り組み、生産性の高い建設現場をつくる産学官連携の場とする。会員は12月から設立総会まで公募。総会後は随時募集する。
 具体的な活動を進めるため、▽技術開発・導入▽3次元データ流通・利活用▽海外標準-の3WGを設置する。技術開発・導入WGでは、行政や建設関連企業のニーズと、建設分野以外の関連企業や大学・学会のシーズとをマッチングさせて技術開発を促進。社会実装に向けた制度・基準の課題と対応にも取り組む。
 3次元データ流通・利活用WGは、3次元データを広く官民で利活用するため、データの標準化やオープン化のルールを整備。プラットフォームの構築・運営管理についても検討する。
 i-Constructionの海外展開の方策を議論する海外標準WGは、技術開発・導入と3次元データ流通・利活用の両WGの動向を踏まえて活動する。
 森昌文技監は9月12日に開かれた未来投資会議(議長・安倍晋三首相)の初会合で、2025年度までに建設現場の生産性の20%向上を目指すことで合意したことを報告。その上で「コンソーシアムについて各方面から議論いただき、生産性向上の取り組みを加速させていきたい」と述べた。

国交省/i-Con推進コンソ、17年1月までに設立/会員一般公募、3WG設置

《日刊建設工業新聞》

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