世界遺産・浅間大社整備事業、民間活力を導入へ 画像 世界遺産・浅間大社整備事業、民間活力を導入へ

インバウンド・地域活性

 静岡県富士宮市は7日、「富士山本宮浅間大社東側市有地整備事業」のプロポーザル参加募集要項を公表した。約1400平方メートルの市有地を賃貸し飲食などを中心とした商業施設を整備し、にぎわい・交流空間を創出する提案を求める。参加資格は単体か企業グループ。17日に説明会を開催する。11月7日から12月16日まで参加申請書などを受け付ける。事業提案書の提出期間は17年1月16日から2月24日まで。3月に最優秀提案者を決定する。
 世界遺産富士山の構成資産である浅間大社周辺では、県の富士山世界遺産センター(仮称)の建設が進められるなど、今後は国内外から多数の来訪者が見込まれる。市所有地はイベントなどに利用しているが一過性のため、年間を通じて活用できる施設を整備し観光客や市民を受け入れる。
 対象地は、浅間大社東側の市所有地(大宮町1352の1)、敷地面積は1447平方メートル。第2種住居地域で建ぺい率は60%、容積率は200%。対象地に現存する待合所やステージなどの施設や構造物は市が撤去し整地する。事業用定期借地権を設定し、20年以上30年未満の期間で提案を求める。
 市が3月に策定した世界遺産のまちづくり整備基本構想では、対象地を中心としたエリアは、民間活力を導入し昼夜ともに楽しみ交流できる拠点づくりを行うとともに、浅間大社周辺としての景観に配慮した空間を創出するエリアに位置付けている。このため、施設計画や土地利用に関する事業提案では▽景観に配慮した質の高いデザイン性を備えた、魅力ある空間の創出▽中心市街地の新たなにぎわいづくりに寄与▽雇用創出、周辺事業者への経済効果波及-などを条件としている。
 選定された事業者は17年3月に市と事業協定を締結。17年度に設計・建設を進め18年度内の開業を目指す。募集要項などは市ホームページに掲載。資料の提出、問い合わせ先は企画部富士山世界遺産課(電話0544・22・1489)。
 説明会は17日午後1時30分から、市役所5階会議室で行う。参加希望者は14日までに申し込む。

静岡県富士宮市/浅間大社東側市有地整備事業プロポ公告/10月17日に説明会

《日刊建設工業新聞》

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