住友林業が都市部の木質ビルで攻勢。中高層に照準、受注高100億円を目標 画像 住友林業が都市部の木質ビルで攻勢。中高層に照準、受注高100億円を目標

制度・ビジネスチャンス

 住友林業が、都市部で中高層の木質ビルの提案活動を強化している。S造の躯体を耐火性能を満たした木で被覆することで木質の耐火建築物を実現する。初弾として、東京都国分寺市で7階建ての木質ビルの建設に着手した。デザインだけでなく、環境面からも中高層の木造化・木質化の需要は伸びるとみて、この分野の受注を拡大。現在の年間40億円から19年3月期には100億円の達成を目指す。
 2020年東京五輪の会場としてこれから整備される新国立競技場(東京都新宿区)をはじめ、国産材を活用した都市部の木造化の動きが広がっている。木材調達から耐火性能確認試験まで一貫して手掛けることができる同社は、低コストの提案を強みに事務所ビルやテナントビルなど、中高層建築の新たなマーケットを開拓していく。
 木質ビルの第1号は、天然由来アロマ製品輸入販売のフレーバーライフ社(東京都国分寺市、興津秀憲社長)の本社屋。S造7階建て延べ602平方メートルの規模で、3日に着工した。総工費約4億円を見込み、17年7月末の竣工を予定している。
 建設地(国分寺市本町4の1の12)はJR国分寺駅前通りに面し、1階は店舗として使用する。敷地面積は180平方メートルで、各階の床面積が90平方メートル前後のペンシル型ビルになる。1~3階は通常の2時間耐火構造、4~7階に日本集成材工業協同組合が1時間耐火の国土交通大臣認定を取得した鉄骨内蔵型耐火集成材を採用する。設計はスタジオ・クハラ・ヤギが担当している。

住友林業/都市部の木質ビルで攻勢/中高層に照準、受注高100億円目標

《日刊建設工業新聞》

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