広島県三原市の新庁舎建設、1階床を津波浸水想定高さよりも高く設定 画像 広島県三原市の新庁舎建設、1階床を津波浸水想定高さよりも高く設定

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 広島県三原市は、港町の現庁舎敷地内で建て替える新庁舎建設事業について、来月中旬に工事を発注する。3日に公表した本年度工事発注見通しに盛り込んだ。工事は、建築主体、電気設備、空調換気設備、給排水衛生設備の4分割で一般競争入札を行う。本年度2月市議会での工事契約承認を経て着工し、19年春の開庁、20年3月の既存庁舎解体、駐車場整備を含む事業完了を目指す。
 本体の概算事業費は53億4800万円。設計は山下設計・NSP設計JVが担当している(実施設計の履行期間は11月30日まで)。
 計画によると新庁舎は、港町3の5の1の現庁舎敷地西側に建設し、東側に来庁者用駐車場を配置する。
 規模はRC一部S造8階塔屋1階建て延べ1万2244平方メートル、建築面積1935平方メートル。基礎免震構造、鋼管コンクリート杭+RC杭(25メートル)を採用する。新庁舎に移転後、現在の本庁舎を解体、正面玄関庇(ひさし)工事などを行う。駐車場は90台分を確保する。工期は、建築主体工事が820日間、設備工事3件は730日間。
 新庁舎の市民利用エリアとなる南面は、自然採光と眺望を取り込む大きな開口部とするとともに、各フロア外周にメンテナンス用バルコニーを設置することで、日差しを遮る庇効果を得ながら機能性・メンテナンス性を高める。自然換気や通風、自然採光の積極的な活用、太陽光発電システムの設置、雨水利用、断熱効果の高いLow-Eペアガラスを採用するなど環境に優しい庁舎づくりに取り組む。
 防災面では、免震構造の採用だけでなく、1階床を津波の浸水想定高さよりも高く設定したほか、発電機などの重要設備を屋上・屋上階に設置する。

広島県三原市/新庁舎建設/11月に4分割で工事発注

《日刊建設工業新聞》

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