川崎市・新本庁舎の建設設計、概算工事費は約400億円 画像 川崎市・新本庁舎の建設設計、概算工事費は約400億円

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 川崎市は9月30日、「川崎市役所新本庁舎基本・実施設計業務」の委託先を決める公募型プロポーザルで、久米設計を最優秀提案者に選んだことを明らかにした。近く契約を結ぶ予定だ。プロポーザルには5者から提案があり、9月19日に選定委員会を開いていた。現本庁舎を解体した跡地に延べ6・4万平方メートル規模の新庁舎を建設する。基本・実施設計業務の履行期間は19年3月29日まで。概算工事費は約400億円(解体工事、消費税等込み)で22年度の供用開始を目指す。
 ほかにプロポーザルに参加したのは三菱地所設計、梓設計、石本建築事務所、佐藤総合計画。次点は三菱地所設計となった。
 久米設計の提案は庁舎の安全性、災害時の業務継続性、機能的な執務空間、環境対策、設計スケジュール管理などでのきめ細かい配慮が評価された。特にアトリウムの開放性を確保した上で、圧迫感の軽減や回遊性にも配慮した超高層棟と低層部のデザインの工夫が高い評価を受けた。
 新庁舎は、現在の本庁舎(川崎区宮本町1、1938年竣工)と第2庁舎(川崎区砂子1、61年竣工)を解体した跡地に建設する計画。本庁舎跡地に高層棟1棟と低層棟1棟を建設。第2庁舎跡地に広場を配置する。低層棟には、歴史的建造物として価値が高い現本庁舎の一部を復元する。
 開発区域面積は7825平方メートル(本庁舎敷地面積6131平方メートル、第2庁舎跡地広場面積1385平方メートル)、道路整備面積309平方メートル。建物は建築面積3800平方メートル、延べ床面積6万3900平方メートルで高さは116メートル以下とする。
 予定工程は既存本庁舎の解体が16~17年度(1階床から上部のみ)、基本・実施設計が16~18年度、新本庁舎の建設工事が19~22年度(1階床から下の残存部分解体含む)。23年度に第2庁舎解体工事と跡地広場の完成を予定している。

川崎市/新本庁舎建設設計(川崎区)/最優秀に久米設計

《日刊建設工業新聞》

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