大阪・島本駅西土地区整、環境・景観に配慮した魅力あるまちづくりへ 画像 大阪・島本駅西土地区整、環境・景観に配慮した魅力あるまちづくりへ

インバウンド・地域活性

 ◇3ゾーンに住宅や公益施設配置
 大阪府島本町のJR島本駅西土地区画整理準備組合(桜井2~5、面積13ヘクタール)は、土地区画整理事業エリアの土地利用計画の考え方などを示した概要書を公表した。同駅前から南に3街区計画している「土地活用エリア」(延べ3万8880平方メートル)には住宅や商業、学術、研究、医療、健康の公益施設など、住宅ゾーンには一戸建て住宅の導入を想定。町立第三小学校(桜井2の25の1)は文教ゾーンとした現在地に残す。事業施行期間は18~22年度を予定している。
 準備組合は事業を実施して農地を集約、良好な営農環境を保全するとともに駅前に土地活用ゾーンとして地区の核となる施設を、中心に地区周辺と調和した住環境を創出し、環境・景観に配慮した魅力あるまちを形成する計画だ。現在の人口は5世帯・約10人。地権者は68人。事業実施で計画人口を1130人まで拡大する方針。
 町道広瀬桜井幹線と駅を結ぶ道路は駅前の土地活用ゾーンの配置施設などを踏まえ歩道を設ける広幅員の区画道路を整備すると共に駅前に交通広場を配置。住宅街区にも区画道路を設ける。
 地権者の個別ヒアリングの内容も公表した。誘導すべき施設については大阪青凌中学校・高等学校(大阪府高槻市前島3の2の1)が島本町のサントリー研究センター(若山台1の1の1)跡地への移転を決めたことから、西大和学園中学校・高等学校(奈良県河合町薬井295)の進出計画の選択肢は残すものの、学校にこだわらないという意見が大半を占めているとしている。
 主な意見では▽駅前という立地条件から一戸建て住宅から中規模程度のマンションが良い▽病院を事業の核として入れるべきだ▽研究施設や文化施設が良い-などがあったという。
 準備組合では8月19日に業務代行予定者を決める公募プロポーザルを公告した。予定者は組合設立までの事業資金立替や都市計画・地区計画の関連業務、事業計画案作成などを担う。参加意向書などは今月30日まで、事業提案書などは11月18日まで受け付け12月に予定者を決める。本組合設立後、事業に一括業務代行方式の導入を予定。
 予定者は事業推進支援業務として本組合設立までの事業資金立て替えと事業推進への協力支援を担う。組合設立業務として▽事務局運営業務▽補助金・助成金・公共施設管理者負担金などに関する業務▽都市計画・地区計画に関する業務▽定款案・事業計画案作成業務▽測量・調査業務▽画地・道路・公園などの設計業務▽組合設立認可取得に向けた行政協議・認可申請業務▽地権者会社設立の支援▽地権者合意への対応-など行う。
 問い合わせ先は島本町都市創造部都市計画課(電話075・962・0360)。

島本駅西土地区整(大阪府島本町)/土地利用計画概要書公表/準備組合

《日刊建設工業新聞》

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