【HANJO女子】旅で得た対応力を研究に生かす 画像 【HANJO女子】旅で得た対応力を研究に生かす

人材

 大学では土木系の学部に所属。非破壊検査やコンクリートの劣化診断をテーマに研究をしていた。子どものころから建築物を見るのが好きで、建築系か土木系の仕事に就くことを夢見ていたという。その中で、大学時代の研究テーマに合致した仕事ができる太平洋セメントを就職先に選んだ。
 入社前、研究所は「ひたすら試験を行っているところ」と思っていた。しかし、入社してみるとその印象は大きく変わった。「学会や海外の関連会社などに足を運ぶ機会が多く、思っていた以上に外部との関わりがある」。
 入社から8年目。現在は主に世界最高強度のコンクリートと、海外向けのフライアッシュ(石炭灰)コンクリートの研究開発に取り組んでいる。「強度を安定的に出すには、材料開発や製造の部分で改良の余地がまだまだある。それを追究していくのが面白い」とやりがいを話す。
 研究所内での異動が多く、1~2年で研究テーマが変わる。その中で「自分の専門分野になるようなテーマを見つける」のが当面の目標だ。プライベートの充実も目標。「結婚しても仕事は続けたい」。
 旅行が趣味。海外旅行の経験も何度かあったが、タイに10カ月間出張した時は、職場に日本人が少なく不安を覚えた。そうした状況下で「対応力が鍛えられた」とも。その対応力を研究にも生かしていく。
 (第2研究部高機能コンクリートチーム、もり・かなこ)

凜/太平洋セメント中央研究所・森香奈子さん/未知を追究するのが面白い

《日刊建設工業新聞》

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