奈良県・登大路バスターミナル整備が起工、奈良公園の観光交流拠点に! 画像 奈良県・登大路バスターミナル整備が起工、奈良公園の観光交流拠点に!

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 奈良県は、奈良公園の観光交流拠点として、県庁東側(奈良市登大路町)に整備する「(仮称)登大路バスターミナル」の造成工事(施工=中西建設)がスタートすることに先立ち、10日、計画地で起工式を行った。荒井正吾知事をはじめ、仲川元庸奈良市長、国会議員ら約40人が出席し、工事の無事完了を祈念した。バスターミナル機能やガイダンス機能、おもてなし機能を備えた複合施設新築工事の施工者は第3四半期に行う入札で決定し、18年度末の竣工を目指す。設計をアール・アイ・エーが担当。
 建設地は県庁東側に隣接する旧登大路観光駐車場の敷地約8700平方メートル。大宮通りと国道369号が交差し、奈良公園内主要動線の結節点に一する。奈良公園ではゴールデンウイークや秋の行楽シーズンに団体バスによる来園が非常に多く、大仏前駐車場に出入庫が集中。その結果、公園内道路で入庫待ちの団体バスが滞留せざるを得ない状況となり、渋滞・混在が発生している。バスターミナルを新設することで、公園中心部への観光バスの乗り入れを抑制し、渋滞緩和や公園内の周遊観光の向上を図る。
 17年2月に造成工事を完了し、引き続き複合施設の建築工事を進める。
 バスターミナルには5台分のバス乗降場、ぐるっとバス乗降場(1台分)、交通コントロールセンターを設ける。東棟と西棟に分かれる建物は、S造地下1階地上2階建て延べ約6000平方メートル。ガイダンス施設としてレクチャーホール(約300席)や歴史展示室(3カ所)、おもてなし施設として飲食・物販店舗(4店舗)や屋上庭園、トイレ(5カ所)などを設置する計画だ。
 この日午前11時45分から行われた起工式で、荒井知事は「世界遺産がある奈良公園の風情を守りつつ、さらなるアメニティーや魅力、サービスの向上に努めていきたい」とあいさつ。来賓の馬淵澄夫衆院議員や奥野信亮衆院議員、仲川市長らが祝辞を述べたあと、奈良県バス協会の植田良寿会長は「交通結節点としてのバスターミナルにとどまらず、世界に誇る奈良の魅力の発信拠点、そして来訪者や地域の皆さんに愛される憩いの場として、奈良公園の魅力向上の核施設になることを期待している」と話した。最後に荒井知事ら9人が鍬入れを行い、工事の無事竣工を祈念した。

奈良県/登大路バスターミナル整備(奈良市)が起工/造成は中西建設

《日刊建設工業新聞》

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