【社内コミュニケーションの秘訣】工場ライブのエネルギー! 画像 【社内コミュニケーションの秘訣】工場ライブのエネルギー!

人材

 時代を生き抜く強い中小企業とは何でしょう? すばらしい商品やサービスはもちろんですが、そこにいたる会社のなかでの社員どうしのコミュニケーションが、本当はいちばん大切なのかもしれません。仲間と笑い合える中小企業が、今元気です。「小さい」「予算がない」「時間が足りない」といった悪条件を、彼らはどんな発想で乗り越えていったのか? 明るく楽しい会社やリーダーの活動から、解き明かしていきます。その第一回は、中小企業ブランディングのコンサルタント、エサキヨシノリさんです。彼が様々な会社で展開する「工場ライブ」が、どんなエネルギーを生み出すのか? その秘訣に迫ります。

◆第一回 エサキヨシノリさん(48歳)◆
「情熱の学校」代表。社員にとって会社が「オンリーワン」の存在に思えるようなコンサルティング、仕組みづくりを行なっている。ノウハウは「情熱の学校」主催ビジネスセミナーでも共有している。

■工場ライブで社長の情熱を伝える!

――エサキさんは中小企業ブランディングのコンサルティングをされていますが、会社(町工場)のなかで音楽ライブを行なう「工場ライブ」もブランディングコンサルティングの一環なんですか?

エサキ 僕は社外の人へ向けたものだけではなくて、社員に対するブランディングもしているんです。ロゴをつくったり、ユニフォームを考えたりしてね。社員を盛り上げる仕組みをいろいろと考えてきました。

 「情熱の学校」が主催する経営者向けのセミナーには、やる気も夢もあるたくさんの経営者がやってきます。彼らの多くはその情熱が社員に伝わらないという悩みを抱えていました。「こういうことがしたいんだ!」という考えが精神論で止まっているので、社員に伝わっていなかったんです。

 人を説得するのにいちばん有効なのは感情論をロジックに落とし込むこと。情熱を目にみえる形にできたら思いは伝わる。だから「この形にする」工程を僕は手伝っているんです。その手段のひとつが工場ライブというわけ。

 ちなみに、こういう話をすると「情熱がない経営者はそもそもどうしたらいいのか」という人がいますが、情熱がなくては中小企業の経営はできません。もしも経営者から情熱が感じられないのであれば、それは日々の忙しさに飲まれて見えなくなっているだけです。

■乗り気でなかった社員の心を揺さぶり、化学反応が起きた

――「工場ライブ」はどのように始めたのですか?

エサキ もともと工場ライブを始めたのは、社内コミュニケーション促進のためじゃないんですよ。

 僕はね、日本を支えているのは主に40代のおっちゃん達だと思うんです。でも、世間では40代の男性に対する風当たりがめっぽう厳しい。会社でも家庭でも疎まれる存在になっています。だから僕はこの人たちを無償で応援したいと思った。それが工場ライブをしようと思った発端です。でもそのときはまだそこまで具体的なアイデアはなかったので、ライブハウスで中小企業のおっちゃんに向けたオリジナル曲を歌っていました。曲は育ててやった部下が辞める歌や、夢と出会ったときの歌、零細企業の社長を見守る妻の歌など。気がつけば190曲もできていました。

《大川祥子/ライター》

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