JR東海がリニア名古屋駅着工へ 画像 JR東海がリニア名古屋駅着工へ

インバウンド・地域活性

 JR東海が東京・品川~名古屋間で2027年の開業を目指して建設しているリニア中央新幹線のうち、ターミナル駅の一つとなる名古屋駅(名古屋市中村区)の建設工事が始動する。東京側ターミナルの品川駅と同様に工区・工期を分割して工事を発注する計画で、初弾工事となる中央東工区をジェイアール東海建設・前田建設・シーエヌ建設JV、中央西工区を大林組・ジェイアール東海建設・前田建設JVにそれぞれ発注。6日付で契約を締結した。
 契約金額は公表していない。両工事とも工期は19年5月末までで、在来線部と新幹線部の仮受け準備工までを行う。
 既設の東海道新幹線と在来線の直下に新設するリニアの名古屋駅の本体工事は当初、15年度中の発注を予定していたが、工事の段取りが複雑になる見通しとなったため、発注時期を16年内に延期していた。
 用地取得の問題や工期が長期にわたることなどによる不確定要素もあり、施工者側のリスクが高まる恐れがあることから、不確定要素を排除できる前半3年程度を対象に工区と工程を分けて発注することにした。
 名古屋駅新設工事の範囲は東西に伸びた全長約1キロ。在来線部の中央東(延長約130メートル)、新幹線部の中央西(約90メートル)の両工区とも用地買収の問題がないことから先行して発注した。初弾工事の作業内容は、東工区が在来線線路の工事桁への置き換え、西工区が新幹線高架下の基礎部分で仮受け杭と地中連側壁の構築など。両工区で今後発注する作業内容は受け替え工・掘削工、本体構造物構築工・埋め戻し工。一括か分割で発注するかは決まっていない。
 中央東・西工区の両側の工区は用地取得の進ちょく状況を見ながら順次発注。19年ごろまでには工事に着手する考えだ。

JR東海/リニア名古屋駅着工へ/東・西2工区を契約、JR東海建設JVと大林組JV

《日刊建設工業新聞》

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