川崎・キングスカイフロント、客室200室のホテル建設! 画像 川崎・キングスカイフロント、客室200室のホテル建設!

インバウンド・地域活性

 大和ハウス工業は1日、川崎市川崎区の「殿町3丁目地区(キングスカイフロント)」のA地区(敷地面積約4万6000平方メートル)で計画している一体的な開発事業「(仮称)Dプロジェクト川崎殿町」の一環で、敷地の一部にホテルを主用途とする「ホテル棟」を建設することを決めた。自社の設計・施工で12月ごろの着工、18年4月ごろの運営開始を目指す。A地区では既に研究棟2棟が着工しており、最終的には6棟前後の施設が建設される予定だ。
 A地区の所在地は殿町3の101の1、2。京急大師線小島新田駅から徒歩圏内の多摩川沿いにあり、国家戦略特区に位置付けられるキングスカイフロント(約40ヘクタール)の一画。
 同社は14年6月、都市再生機構から土地を取得。同時に川崎市と相互に連携・協力して地域活性化に向けた街づくりを推進することで覚書を交わした。以来、市と協力しながら健康、医療、福祉分野で研究開発などを行う企業の誘致を進めている。
 建設を決めたホテル棟は、敷地内の多摩川沿いで計画。建物の規模は5階建て延べ約7530平方メートルで、客室は約200室。ホテルに加え、カフェやライフスタイルショップ、ランニングステーションなどの機能を盛り込むほか、ホテルにはカンファレンス機能を導入する。
 実質的な開発事業者は大和ハウス工業だが、施主を芙蓉総合リースが務める事業スキームを採用。ホテル事業者は東急ホテルズに決めた。そのほかカフェ事業者としてダブリューズカンパニー、全体企画・デザイン担当者として入川スタイル&ホールディングスが参画する。
 2020年には羽田連絡道路の開通が予定されており、キングスカイフロントに多くの人々が訪れることが期待されている。ホテル棟を建設することで、それらの来訪者の宿泊場所にするとともに、ホテル内のカンファレンス機能を活用して企業間の交流を促進し、キングスカイフロント全体の価値向上に貢献する考えだ。
 同社はA地区で、最終的に6棟前後の施設の建設を想定し、民間企業や研究機関などの誘致に取り組んでいる。先行着手した研究施設(4階建て延べ約1万平方メートル)は、17年夏にも完成する見通しだ。研究施設の利用者は公表していない。それ以外の施設の開発計画は未定だが、用途は研究施設を想定している。

大和ハウス工業/殿町3丁目A地区開発(川崎市川崎区)/ホテル棟、自社で12月着工

《日刊建設工業新聞》

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