東京の航空部品メーカー、新潟に2工場を一気に新設! 画像 東京の航空部品メーカー、新潟に2工場を一気に新設!

インバウンド・地域活性

 【立川】吉増製作所(東京都あきる野市、吉増弾司社長、042・558・2151)は、民間航空機の需要増に対応するため、新潟県に航空機部品の新工場を建設する。総投資額は約10億円。グループ会社を通じて2拠点を新設し、ジェットエンジン部品や航空機用ラバトリー(化粧室)などを増産する。本格稼働後の月間生産能力はエンジン部品、内装品ともに現状の2倍に増える見込み。部品の供給体制を強化することで、2020年5月期に売上高で16年度比50%増の75億円を目指す。

 ジェットエンジン部品は同部品を製造する吉増製作所のグループ会社、アセック(東京都あきる野市)の新潟工場(新潟県村上市)内に約5億5000円を投じ、新工場を建設して増産する。工場は延べ床面積約1500平方メートルの鉄筋平屋建てで、完成は10月末を予定する。

 新工場にはプレス機や数値制御(NC)旋盤、マシニングセンター(MC)、レーザー加工機などの生産設備を新設して専用生産ラインを構築する。従業員は6、7人でスタートし、20年には20人まで増員する。新工場の稼働により、同部品の月産は現状約1500個から約3000個に伸びる見込み。

 また、ラバトリーやギャレー(調理設備)は、同設備を製造する吉増製作所のグループ会社、三友工業(東京都あきる野市)を通じて整備する。約4億円を投じて新潟県胎内市に敷地面積約2000平方メートルの鉄筋平屋建て工場(敷地面積約1万4000平方メートル)を建設する。完成は17年4月を予定する。近隣に部品の供給を受けるジャムコの物流倉庫があるため、生産効率の向上が可能と判断した。

 経済産業省によると座席数150席級の民間航空機の需要が今後20年間で最も伸びるとする。吉増製作所は同型機向け部品加工を得意とする。生産設備を整えて、需要増に対応できる体制を整える。

東京の航空部品メーカー、新潟に2工場を一気に新設!

《ニュースイッチ by 日刊工業新聞》

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