大断面山岳トンネル工事、月進270メートル達成!過去最長記録!! 画像 大断面山岳トンネル工事、月進270メートル達成!過去最長記録!!

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 鹿島は25日、NATMによる掘削断面110平方メートル以上の大断面山岳トンネル工事で、月間掘進距離が過去最長となる270メートルを達成したと発表した。2台のドリルジャンボを使った削孔や独自のコンクリート吹き付け手法など合理化技術を複数投入。材料・設備も工夫し、作業時間の短縮と同時に安全性も向上させた。
 工事は、国土交通省東北地方整備局から受注した「国道45号唐丹第3トンネル工事」(工期は14年3月~17年3月)。東日本大震災の被災地復興に向けたリーディングプロジェクトとして進められている三陸沿岸道路の一部を形成する。
 岩手県釜石市唐丹町と甲子町を結ぶトンネル区間で、延長2998メートル、幅員12・0メートル。設計掘削断面積は109・0~126・3平方メートル、内空断面積は94・9平方メートルの規模となる。
 2台のドリルジャンボによる削孔作業では、発破孔の削孔精度を高めながら芯抜きを効率よく行うことで、一度の発破で掘進する距離(発破進行長)を確保し、高速掘進を実現。ホイールローダーとローディングショベルの2台体制でずり出しを行ったほか、2ノズル吹き付け機を導入してコンクリート吹き付け作業の効率も高めた。
 粒状含水爆薬を用いた機械装てん、超低粉じん型の急結材や在来品より軽量なGFRPロックボルトも採用し、作業員の負担軽減や作業環境の改善も図った。
 これらの取り組みにより、6月14日~7月14日(31日間)に最長掘削距離を記録。前田建設が「国道45号新鍬台トンネル工事」で1~2月に樹立した月進232・5メートルという国内最高記録を塗り替えた。

鹿島/NATMの大断面トンネルで月進270米達成/過去最長記録

《日刊建設工業新聞》

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