新宿住友ビル大規模改修、目玉は巨大アトリウム! 画像 新宿住友ビル大規模改修、目玉は巨大アトリウム!

インバウンド・地域活性

 住友不動産が大規模改修工事を計画している「新宿住友ビル」(東京都新宿区)が、大成建設の施工で準備工事に入った。7月中旬から敷地内の北側で既存施設の内装解体工事を始めている。大規模改修工事では、ビルの耐震補強工事やBCP(事業継続計画)対応工事に加え、公開空地での巨大アトリウムの整備、地下部でのイベントホールの設置を計画。アトリウムの整備に必要とされる都市計画変更を経て、17年にも本格着工し、19年の完成を目指す。
 新宿住友ビルの所在地は東京都新宿区西新宿2の6(敷地面積1・4ヘクタール)。建物は地下4階地上52階建て延べ約17万7000平方メートルの規模で、最高高さは215メートル。1974年に完成した。
 準備工事に入ったのは、4月に閉鎖したバスターミナルの下部に当たり、かつてスポーツジムが営業していた空間など。工事名称は「新宿住友ビルDoスポーツジム内装解体工事」で、対象となる延べ床面積は8084平方メートル。工期は7月19日~10月11日と設定されている。
 大規模改修工事の計画によると、今回の工事範囲に加えて敷地内の北側の大部分を解体し、将来的には地上部にアトリウムによる屋内型の広場、地下部に大規模イベントホールをそれぞれ整備することになっている。今後の工事発注については「未定」(広報部)という。
 目玉施設となるアトリウムは、地上部の公開空地に7階建て相当の大屋根を架けて整備する。整備面積は6700平方メートル。イベントや憩いの空間、ビジネス交流など多様な活用を想定し、国際的なビジネス環境や観光都市としての魅力向上に役立てる。災害時には帰宅困難者の受け入れ空間としても活用する。
 アトリウムの整備は国家戦略特区のプロジェクトに提案されており、9月には国の認定を取得する見通しだ。設計は日建設計が担当。波打つような特徴的な外観となる予定で、アトリウムだけで整備費は100億円程度を見込んでいる。

住友不/新宿住友ビル大規模改修(東京都新宿区)/大成建設で準備工着手

《日刊建設工業新聞》

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