西日本高速会社が半断面床版取替工法を試験施工。高速道路では初 画像 西日本高速会社が半断面床版取替工法を試験施工。高速道路では初

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 西日本高速道路会社は、中国自動車道徳地インターチェンジ(IC)~鹿野IC間に位置する道谷第二橋(上り線)の床版取り換え工事で、車線規制による施工を可能とする「半断面床版取替工法」の試験施工を行う。走行車線と追い越し車線で分割した床版を連結するために、縦桁を設置せずPCケーブルで緊張する新たな工法として開発したもので、高速道路総合技術研究所、高速道路3社(東日本、中日本、西日本)、ピーエス三菱が共同で特許出願している。高速道路での施工は国内初の試み。
 同工法は、車線規制を行いながら床版を取り換えることができる工法で、取り換えを行う床版を走行車線側と追い越し車線側に分割し、車線規制により半断面ごとに既設床版を撤去し、新しいPC床版に取り換える。従来の工法は、床版縦目地の接合部分を支持するための縦桁を施工する必要があったが、半断面床版取替工法は床版を連結する場合には縦桁を施工する必要がないため、シンプルな構造となり、施工や維持管理が容易となる。
 西日本高速会社では、本年度から「高速道路リニューアルプロジェクト大規模更新・修繕事業」を本格的に進めており、現在、6橋の床版取り換え工事を行っている。従来の床版取り換え工事では、取り換えを行う橋梁を全面通行止めとし、もう一方の橋梁を対面通行規制で運用しているが、重交通路線やIC、サービスエリアの近くに位置する橋梁では対面通行規制の運用が困難となることが予想されることから、交通規制に伴う社会的な影響を軽減するため同工法を導入した。ただし、今回の試験施工は、同工法の架設時の通行車両に対する安全確保などの確認が主な目的であるため、車線規制ではなく対面通行規制で実施している。
 試験施工を行っているのは、中国自動車道(特定更新等)道谷第二橋(上り線)床版取替工事。施工者はピーエス三菱。区間は中国自動車道の徳地IC~鹿野IC間(上り線)。工期は5月29日~10月31日。

西日本高速会社/半断面床版取替工法を試験施工/高速道路では初、施工はピーエス三菱

《日刊建設工業新聞》

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