名古屋市「ノリタケの森」、にぎわいと交流の拠点に 画像 名古屋市「ノリタケの森」、にぎわいと交流の拠点に

制度・ビジネスチャンス

 名古屋市は、「ノリタケの森地区計画」の都市計画案をまとめた。西区則武3の約11・8ヘクタールを対象に、陶磁器に関する複合施設「ノリタケの森」を生かした産業観光・業務機能の充実を図るほか、工場跡地にインフラを整備して商業、住宅施設を配置、名古屋駅周辺にふさわしいにぎわいと交流拠点を形成する。都市計画提案制度に基づきノリタケカンパニーリミテド、三菱商事、イオンモール、三菱地所レジデンスの4社が2月に素案を提出、これを受け市が都市計画案を作成した。
 同地区は、明治時代からの近代陶業発展の地。歴史遺産を紹介する「ノリタケの森」が地区東部にあるが、大規模工場が14年3月末に郊外へ移転した跡地は未利用となっていた。
 都市計画案によると、全体を産業観光・業務地区(約3・4ヘクタール)、商業地区(約6・2ヘクタール)、住宅地区(約2・2ヘクタール)に分けて整備する。
 産業観光・業務地区では、「ノリタケの森」を継承し、歴史遺産を紹介する産業観光施設、業務施設、緑豊かな空間を維持する。
 商業地区には、名古屋駅周辺にふさわしい大規模商業施設などを立地させ、にぎわいと交流の拠点とする。大規模災害時に帰宅困難者を受け入れる待避施設等も設ける。
 住宅地区では、都心居住を誘導する高層住宅の立地を図る。地区内・周辺の子育て世代を支援する施設も整備し、多様な世代のニーズに対応する。
 土地利用転換に合わせた都市基盤では、幅員16メートルの地区幹線道路(延長約220メートル)・通路状公共空地、歩行者用通路、歩行者用上空通路、市の認定地域建造物遺産である「6本煙突」を生かした広場、バス乗降場、緑地などを整備し、地区内外の交通処理を円滑に行うとともに、良好な都市景観を形成する。
 市は、31日まで都市計画案を縦覧、市民から意見を聞いた後、市都市計画審議会に提案する。

名古屋市/ノリタケの森地区計画都市計画案作成/工場跡に商業施設や住宅整備

《日刊建設工業新聞》

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