世界貿易センタービルなど浜松町駅開発、本格着工へ! 画像 世界貿易センタービルなど浜松町駅開発、本格着工へ!

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 東京都港区のJR浜松町駅西口で計画されている世界貿易センタービルの建て替えを中心とする大規模開発事業が本格着工に向けて動きだす。同ビルを所有する世界貿易センタービルディングがJR東日本と共同で施行する「浜松町駅周辺地区土地区画整理事業」が8月中に区の施行認可を取得する見通しとなり、開発着手の前提となる都市計画の手続きが完了することになった。既存建物の一部を対象とする解体工事は鹿島の施工で既に進められているが、17年9月には新設ビルの本体工事に着手する予定だ。
 浜松町駅西口では、世界貿易センタービルを含む約3・2ヘクタールの区域が13年3月に「浜松町二丁目4地区」として都市再生特別地区に指定された。同ビルの本館と別館、東京モノレール浜松町駅がある「A街区」(敷地面積約2・1ヘクタール)と、同ビルの西隣の「B街区」(同約0・8ヘクタール)に分けて開発される計画で、先行するB街区では日本生命保険と大林組によるオフィスビル「ニッセイ浜松町クレアタワー」が15年11月に着工した。
 A街区では、世界貿易センタービルディング、JR東日本、東京モノレールの3者が開発事業者となり、いずれも高さ約200メートルの「A-1棟」と「A-3棟」、高さ約55メートルの「A-2棟」、高さ約35メートルの「モノレール棟」を新設する。4棟の総延べ床面積は約28万6000平方メートルに上り、オフィスやカンファレンス、医療施設、子育て支援施設、店舗などが入る。モノレール棟を除く3棟の基本設計は日建設計が担当している。
 A街区の開発に当たっては、土地区画整理事業を通じて世界貿易センタービルと浜松町駅の間にある区道を廃止し、浜松町駅と旧芝離宮恩賜公園の間にあるJR東日本の所有地に歩行者専用道路として付け替えることにしていた。特区指定時の計画では、区画整理の事業認可を経てA街区の本体工事に14年度に着手し、24年度に全体竣工する予定だった。
 このほど区画整理の事業認可のめどが立ったことで、A街区の本格的な工事が始まることになる。A街区では、鹿島の施工で解体工事を行っている敷地内南側のA-3棟から建設工事が進められる予定。その後、順次A-2棟、A-1棟、モノレール棟の建設工事に移る。全体竣工は27年度を予定している。
 区画整理の施行期間は27年度まで。総事業費25億円をかけて浜松町駅東側に汐留方面と芝浦方面を南北につなぐ歩行者専用道路などを整備する。

世界貿易センタービルら/浜松町駅西口開発(東京都港区)/A街区、17年9月着工へ

《日刊建設工業新聞》

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