熊谷ラグビー場改修設計、W杯開催前18年の完成を目指す 画像 熊谷ラグビー場改修設計、W杯開催前18年の完成を目指す

インバウンド・地域活性

 埼玉県は、ECI(アーリー・コントラクター・インボルブメント)方式を適用する「熊谷ラグビー場改修工事設計技術協力業務委託」の公募型プロポーザルで、設計技術協力事業者(施工予定者)を清水建設に決めた。契約金額は193万5000円。19年に開催されるラグビーワールドカップ(W杯)の会場として利用するため、大規模改修を行うプロジェクト。W杯開催の1年前となる18年8月までの完成を目指す。全体の参考概算事業費は94億6000万円。設計は松田平田設計が担当している。
 プロポーザルには、同社のほか鹿島が参加した。評価点は清水建設が117・50点、鹿島が97・21点だった。審査講評によると、清水建設の提案は、施工計画の全般的な工夫や公園利用者の安全への配慮、人材・資材の手配などが十分に検討されているとともに、事業費の縮減についても企業努力が結集されているとの評価を得た。
 熊谷ラグビー場の所在地は熊谷市上川。敷地面積は27万5243平方メートル。設計技術協力業務の概要は工事施工者の立場からの高度な技術提案や技術支援。施工計画の作成や、技術情報などの提出、関係機関との協議資料作成支援、技術提案、設計調整協議、設計の確認、報告書の作成などが対象となる。履行期間は9月30日まで。
 実施設計の完了後、工事について見積もり合わせを行い、工事請負契約を結ぶ流れとなる。
 工事概要は、旧メーンスタンドの観客席改修、防水工事、新メーンスタンド・サイドスタンドの新設、外構などの改修(舗装、フィールドなど)、電気・機械設備工事。規模はRC一部S造4階建て延べ約2万1200平方メートル。常設のスタンド2万4000席を設けるほか、大型映像装置を1基整備する。W杯開催時には、仮設スタンド6000席と仮設の大型映像装置1基を追加設置する予定だ。夜間照明設備も設ける。
 工期短縮やコスト縮減のため既存施設のスケルトン部分を活用する。県によると、実質的には新築工事に近い形になるという。

埼玉県/熊谷ラグビー場改修設計技術協力業務(熊谷市)/清水建設に

《日刊建設工業新聞》

編集部おすすめの記事

特集

インバウンド・地域活性 アクセスランキング

  1. ~地方発 ヒット商品の裏側~女子高生が生みの親?――「世界で2番めにおいしい焼きたてメロンパンアイス」はどのようにして誕生したか

    ~地方発 ヒット商品の裏側~女子高生が生みの親?――「世界で2番めにおいしい焼きたてメロンパンアイス」はどのようにして誕生したか

  2. 五輪後の建設市場は「減少」か「横ばい」…アナリストに聞く

    五輪後の建設市場は「減少」か「横ばい」…アナリストに聞く

  3. 知られざる“爆売れ”、その理由は?/インバウンド・観光ビジネス総合展

    知られざる“爆売れ”、その理由は?/インバウンド・観光ビジネス総合展

  4. 8兆円のインバウンド市場を獲得せよ!~地域観光商品とB2B商談会~

  5. 横浜スタジアムの増築改修、オリンピックを踏まえ6000席増設へ

  6. 狙え、インバウンド需要! ホテル業界の事業戦略を追う

  7. 造幣局東京支局跡開発、大学を誘致する方針

  8. ブランディングに失敗した日本遺産の活かし方

  9. 岐阜県中津川市/リニア車両基地周辺、官民連携で新たなまちづくり

  10. 造幣局東京支局跡地の開発、2エリアに分け地区整備検討へ

アクセスランキングをもっと見る

page top