「いきなり!ステーキ」、客離れを取り戻した戦略とは? 画像 「いきなり!ステーキ」、客離れを取り戻した戦略とは?

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【記事のポイント】
▼現代人は“安さ”以上に“時間”を重視する
▼来店動機を広く取るビジネスプラン


 シンガポール企業における生産性向上の取り組みを支援しているシンガポール生産性本部では、2組の視察団を日本に派遣、小売業や飲食業におけるベストプラクティスを学ぶツアーを行った。HANJO HANJOでは、日本生産性本部の協力のもと行われた今回のツアーを同行取材、様々な角度で日本の飲食業界・小売業界の現在を伝えていく。

 特集第2回は、シンガポール視察団が訪れた「ペッパーフードサービス」に注目。同社の事業拡大についての取り組みから、企業が参考とすべき人材教育と来店動機を多角化することの重要性について考える。

■急激な店舗拡大がもたらしたサービス低下

 同社のステーキレストラン「いきなり!ステーキ」では、13年12月の1号店オープン後、翌年には30店舗までの事業拡大を目指した。他の既存店舗の売り上げは順調に伸びており、拡大は決して無謀な試みではないと、社員全体が夢を膨らませていたという。しかし、売り上げが9月に突然伸び悩む。その原因とは一体何なのか? 視察団からの質問に対して、ペッパーフードサービス海外事業本部副本部長の猪熊宙氏は「サービスの低下が原因でした」と答えている。

「厚切りステーキを焼くというのはテクニックが必要になります。お客様に喜んでいただけるような商品を提供できなかったのが原因。私たちはこれを“9月ショック”と呼び、同じことを繰り返さないように努めてきました」

 具体的には本部に研修センターを設立。一定のスキルを身に付けた者をマイスターと呼ぶ制度を設け、レベルの向上に取り組んでいるという。

《HANJO HANJO編集部》

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