16年産の適正生産量はミカン89万トン、リンゴ81万トン

制度・ビジネスチャンス

 農水省は3日、2016年産温州ミカンとリンゴの適正生産出荷見通しを発表した。生産目標となる適正生産量はミカンが89万トンとなった。今年は裏年に当たるが、収穫期の雨で生産量が落ち込んだ前年産実績より11万トン増と見込んだ。リンゴは前年実績より2000トン少ない81万トンの生産量と予想した。
 ミカンは開花期の晴天で着花状況が良く、同じ裏年だった14年の生産実績と比べても1万トン多い。適正生産量から農家の自家消費分などを引いた適正出荷量は前年と比べ1万トン減の80万トン。内訳は生食用が1万トン減の71万トン、加工原料用が前年と同じ9万トンとした。

 同省は今年産の着花量が全国的に多いことを受け、「十分な摘果が行われなければ、樹勢が弱まり、翌年以降の隔年結果を助長する恐れがある」と指摘。「長期的な価格安定のため、産地には例年以上に作業を徹底してほしい」(園芸作物課)と求めた。

 リンゴも着花状況は良好。雪害などの被害もなく生産量は平年並みの水準を見込む。適正出荷量は前年より生食用が5000トン増加し72.5万トンとみる。

 見通しを受けて、全国果実生産出荷安定協議会かんきつ部会は9日、同落葉部会りんご委員会は15日に会議を開き、ミカン、リンゴそれぞれの県別配分量を決める。

ミカン89万トン リンゴ81万トン 16年産の適正生産量

《日本農業新聞「e農net」》

編集部おすすめの記事

特集

制度・ビジネスチャンス アクセスランキング

  1. 主要ゼネコン26社/17年3月期決算/最高益更新相次ぐ、全社が増収見込む

    主要ゼネコン26社/17年3月期決算/最高益更新相次ぐ、全社が増収見込む

  2. リニア新幹線ガイドウェイ側壁製作工3件発注へ/関東、山梨、愛知

    リニア新幹線ガイドウェイ側壁製作工3件発注へ/関東、山梨、愛知

  3. 日本橋再開発が加速!首都高地下化で検討進む/国家戦略特区制度も視野に

    日本橋再開発が加速!首都高地下化で検討進む/国家戦略特区制度も視野に

  4. 宮崎県/防災拠点庁舎建設3件入札公告/建築はWTO対象

  5. 東京五輪「カヌー・スラローム会場整備」のWTO入札公告へ

  6. 国交省が道路橋技術基準改定へ。耐久目標100年規定、長寿命化へ部分係数法を導入

  7. NHK大河「おんな城主 直虎」幻想的なおとぎ話のなかの生々しい経営ドラマ

  8. 建機大手4社の16年4~9月期決算、全社が減収・営業減益

  9. 上場ゼネコン大手4社/17年4~6月期決算/3社が受注高3千億円台

  10. 国交省、労務費調査説明会開く/休日拡大で項目新設、賃金支払い実態把握へ

アクセスランキングをもっと見る

page top