虎ノ門ヒルズビジネスタワー、虎ノ門新駅とを結ぶ地下通路も 画像 虎ノ門ヒルズビジネスタワー、虎ノ門新駅とを結ぶ地下通路も

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 東京都港区の「虎ノ門一丁目地区市街地再開発組合」(佐藤茂理事長)が計画している最高高さ約185メートルの超高層ビル「(仮称)虎ノ門ヒルズビジネスタワー」の本体工事の施工予定者が大林組に決まった。今後、正式に契約を結ぶとみられる。既存建物群の解体工事を経て17年2月の本体着工を目指す。再開発事業の一環として計画されている東京メトロ銀座線虎ノ門駅と日比谷線の「(仮称)虎ノ門新駅」とを結ぶ地下歩行者通路などの公共施設整備も大林組が施工を担当する予定だ。
 このほど再開発事業の工事概要が明らかになった。虎ノ門ヒルズ北隣の虎ノ門1の17~20(再開発施行区域面積約1・5ヘクタール)を対象に、高層棟(虎ノ門ヒルズビジネスタワー)と教会棟を建設し、地下歩行者通路や公園などの公共施設を整備する。
 高層棟はS・SRC・RC造地下3階地上36階塔屋3階建て延べ17万3318平方メートルの規模。地下2階~地下1階に駐車場、地下1階~地上3階に店舗、4階にビジネス支援施設、5階以上に事務所を配置する。1階にはリムジンバスが発着できるバスターミナルも設ける。設計は森ビル、外観デザインは建築家のクリストフ・インゲンホーフェン氏が担当する。
 高層棟の西側に建設する教会棟は、RC造4階建て延べ589平方メートルで高さ20メートルの規模。設計は山岡嘉彌デザイン事務所が担当する。地下歩行者通路は延長約370メートル、幅員約6メートルで、主に高層棟・教会棟の西側の特別区道第1166号線の地下部に整備する。
 現在、西松建設旧本社ビルや虎ノ門10森ビルなどの地上部を除却する解体工事の第1期を西松建設の施工で進めているが、8月には再開発施行区域内のすべての既存建物を対象とした解体工事の第2期を大林組の施工で始める。同月には地下歩行者通路の整備工事にも着手する。
 高層棟は17年2月の本体着工後、山留め・杭工事を経て、同年12月ころから掘削工事と地上躯体工事を並行して進める。教会棟は18年12月ころの着工を目指す。地下歩行者通路は高層棟の南西側に発進立坑を設け、両駅側に向けて非開削工法(シールド工法、推進工法)で掘進作業を行う計画だ。全体完成は19年12月を予定している。
 組合には事業協力者として地権者の森ビルと西松建設が参画。総事業費は約1250億円を見込んでいる。

虎ノ門一丁目地区再開発(東京都港区)/施工予定者に大林組/組合

《日刊建設工業新聞》

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