羽田空港跡地第2ゾーン開発、計画概要を発表 画像 羽田空港跡地第2ゾーン開発、計画概要を発表

インバウンド・地域活性

 ◇12階建てホテル3棟建設
 東京航空局は6月30日、羽田空港跡地のうち国際線地区に隣接する第2ゾーン(東京都大田区羽田空港2、約4・3ヘクタール)の開発事業で、土地の貸し付け先に決めた住友不動産を代表企業とする「住友不動産・東京国際空港プロジェクトチーム(PT)」の計画概要を明らかにした。旅行者のニーズに応じた12階建てのホテル3棟(総客室数1704室)や空港への連絡通路、バスターミナルなど総延べ床面積7万9879平方メートルの施設を整備・運営する。2020年6月の全面開業を目指す。
 建設するホテルは、▽ラグジュアリー(154室)▽ハイグレード(644室)▽スタンダード(906室)-の3棟。ホテル内には複合業務施設や、飲食・物販などの商業施設を配置することが提案された。
 各ホテルのうち宿泊施設としての延べ床面積は、ラグジュアリーが9437平方メートル、ハイグレードが2万0626平方メートル、スタンダードが2万3652平方メートルを想定。これに飲食施設2134平方メートル、物販施設2087平方メートル、おもてなしセンター184平方メートル、サービス業務施設562平方メートル、温浴施設1310平方メートル、バンケットルーム(宴会場)兼会議室1230平方メートル、イベントホール1163平方メートル、イベントシアター632平方メートルなどが加わる。
 おもてなしセンターは24時間営業で4カ国語に対応。国内外の旅行者が快適な旅を送れるよう、全国各地の宿泊施設や観光ツアーへの予約、観光情報の提供、手荷物預かりなどの業務を一手に引き受ける。
 事業地内には、羽田空港の国際線ターミナルとスタンダードホテルを結ぶ橋梁形式の連絡通路「ディスカバー・ジャパン・プロムナード」(延長200メートル)も設ける。通路内には日本の歴史・文化を利用者に発信する仕掛けを取り入れる方向だ。多摩川沿いに建設するハイグレードホテルには、高速バスの発着拠点となるターミナルを併設する。
 PTは7月に基本協定、9月に定期借地権設定の契約をそれぞれ国と締結した後、設計に着手する。17年度中に着工し、約2年4カ月で建築工事を終わらせる。開業準備を経て20年6月に全面開業させる。
 PTの他の構成員は、住友不動産ヴィラフォンテーヌ、日建設計、西松建設、前田建設。土地の年額賃料は27億円。貸付期間は50年。

東京航空局/羽田空港跡地第2ゾーン開発(東京都大田区)/住友不PTの計画概要発表

《日刊建設工業新聞》

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